11月講座 開催

11月10日(木)、岡山市民文化大学11月講座が開催されました。平日にも関わらず、多くの受講生さんがお集まりになられ、講師・福留功男先生のお話しに耳を傾けられました。

さすが先生はキャスターだけあって、声がよく通り、お話しにグイグイと引き込まれるようでした。

また、講演の前に催されたコミュニティタイムでは、『箏(こと)&キーボード「奏~かなで~」』のお二人が、箏とキーボードによるセッションをご披露くださいました。

「川の流れのように」「青い山脈」「津軽海峡冬景色」「千の風になって」など、おなじみの曲を披露。みなさん思わず、口ずさむ方も多かったようです。

次回、12月はいよいよ今期最終講座です。大トリを務められる講師は、心臓外科医 須磨久善先生です。ご活躍がTVドラマにもなった須磨先生のご講演は、なかなか聴くことのできない貴重な講演となることでしょう。

※次回12月講座は、修了式がございます。コミュニティタイムの時間がいつもより早まりますので、注意くださいませ。講演時間はいつも通りです。

開場=12:05~

コミュニティタイム開始=13:15~

修了式開始=13:38~

講演開始=14:00~

第21期 岡山市民文化大学 11月講座

11月10日(木)は、11月講座の開催日です。講師は、「トメさん」の愛称でおなじみ、キャスターの福留功男先生。福留先生は1942年、高知県生まれ。明治大学文学部を卒業後、日本テレビに入社。

「アメリカ横断ウルトラクイズ」ではクイズ出題・リポーター(事実上の司会進行役」を務め、人気番組に成長させました。日本の放送文化への貢献により、ギャラクシー賞を受賞。その後も「ズームイン!!朝!」「いつみても波瀾万丈」「ブロードキャスター」等々、いずれも長寿番組へと導いておられます。

平日の開催ですが、時間の変更はございません。通常通りの時間に開催致しますので、お気をつけてご来場くださいませ。

◎開場…12:05 ◎コミュニティタイム…13:35~ ◎講演開始…14:00~ ◎講演終了予定…15:30

京都・高雄おでかけ旅行記

10月31日、姉妹校の香川県民文化大学のおでかけ旅行に行ってきました。前日までの雨が嘘のように晴れ渡ったこの日、総勢39名で京都・高雄に出発。

 清滝川に架かる吊り橋を渡って昼食会場の川床へ降りると、辺り一面に風情豊かな景色が広がります。北山杉は競うように真っ直ぐに伸び、うっすらと色づき始めたモミジは、本格的な秋のおとずれを待ちわびているよう。里山に包まれながらの湯豆腐膳は格別でした。

目と舌で食事を楽しんだ後は、神護寺へと続く350段の石段に挑戦。見ているだけで筋肉痛になりそうでしたが、1200年前に空海もこの石段を昇ったんだと、遠い昔に想いを馳せます。途中ところどころに茶店が出ていて、一休みしたい誘惑に駆られながらも、フゥフゥ言いながら石段を昇りきると、もみじのアーチと桜門が目に入ってきます。桜門をくぐると、火照った身体を冷ます一陣の風が吹き渡りました。

金堂では住職さんからの法話を拝聴。空海、最澄、文覚上人といった名僧が修行した由緒あるお寺であることを実感。国宝の薬師如来立像は、鋭い眼と結んだ口が強い意志を持っているかの如く、厳しい表情で佇んでいました。

金堂より歩くこと10分。地蔵院前の展望台に到着。さっそく、眼下の錦雲渓に向けて素焼きの皿を投げる「かわらけ投げ」に挑戦。「手のスナップを利かせて投げると遠くまで飛びますよ」と茶店の方からアドバイスを受け、いざ挑戦。力が入り過ぎてとんでもない方向に飛んでいってしまいましたが、厄除けのご利益はあったと思います。

歴史の重みと自然の美しさが調和した神護寺。時間の流れ方が変わったような錯覚に陥りながら、その場所に身を置く喜びをゆっくりと味わった一日でした。

はやぶさと岡山県の意外な接点!

みなさんご存知でしょうか?小惑星探査機はやぶさの快挙の陰に、岡山県にある神社の存在があったことを。

はやぶさの「イオンエンジン」4台のうち3台が故障。地球に帰還できない危機に陥ったとき、重要部品 「中和(ちゅうわ)器」が無事なことに注目。神にも祈りたい気持ちのチームが全国を調べたところ、読みこそ違うものの「中和(ちゅうか)神社」(岡山県真庭市)が見つかりました。 プロジェクトマネージャ・川口淳一郎先生がポケットマネーで参拝し、お札を持ち帰ったといいます。
イオンエンジン内の「中和器」は作動し続け、はやぶさは地球帰還軌道に乗ったのです。

中和神社は、偶然にも道中安全の神としても信仰されているとのことで、ますます縁を感じますね。

小惑星探査機はやぶさ 帰還カプセル公開

先日、倉敷科学センターで特別公開されていた「小惑星探査機はやぶさ」の帰還カプセルを見てきました。

幾多の試練を乗り越えて地球に帰還したはやぶさ。最後はカプセルを残して燃え尽きてしまいましたが、その感動のドラマは多くの人の記憶に刻まれました。

実物大のはやぶさの模型。

はやぶさプロジェクトマネージャ・川口淳一郎先生の直筆の書も飾られていました。挑戦しつづける川口先生らしい深い言葉です。

その川口淳一郎先生が、来年度、岡山市民文化大学 8月講座に登場します。映画化もされた「はやぶさ」帰還までのドラマ、その裏舞台など、興味あるお話しが聴けそうです。