駅ホームの立ち読み本屋

カレンダーは10月になりました。秋本番です。朝夕の風が変わり、空の色も変化しています。食卓にもこれから、秋の名物がお目見えしますね。先日、私用でコトデンに乗車して、仏生山駅まで行ってきました。

久しぶりのコトデン電車。近年、仏生山では、オシャレなお店も多く出来、若者たちを集めている土地です。パン屋さんMR so&so 、ケーキ屋さんhiguchi、オシャレなカフェ、駅横のカレー屋、美味しい焼き鳥屋さんに、モダンなデザイナーが作った斬新な仏生山温泉、昔ながらの芝居小屋、仏生山公園にあるプール施設…と、けっこう色々とあります。

驚いたのは、仏生山駅のホームの待合に設置されていた、閲覧自由な本棚です。気に入った本があれば、箱へ200円を入れて購入もできます。電車が来るまでに、読めて、時間をつぶせます。まあ~なんていうアイデア!!素晴らしい~!
渡辺和子さん著書「目に見えないけれど大切なもの」📖を手に取ってみました。冒頭のページしか読めませんでした。それでも素敵な言葉が綴られていました。
『若い時に考えていた「勇気」は、何かに敢然として立ち向かい、征服する勇気だったように思います。それが変わったのです。受け入れがたいものを受け入れる勇気というものがあり、それが人間の成長にとって大切なものだということを習いました。
(中略)一生の間には、いくつかの記憶に残る「大きな幸せ」もあることでしょう。でも、私たちの平凡な日々を埋めるのは、「ささやかな幸せ」なのです。そしてそのような目立たない幸せはお金も時間も要らない「簡単な決意と、その実行」を私たちが日常生活の中で行うことによってのみ、もたらされるのです・・・・』

電車を待つ間、ノートに書き留めてみました✑何気ない当たり前の事も日常の中では忘れがちになる、そんな言葉でした。秋の良き気候の時に仏生山にある、法然寺まで出向くのもいいかもしれません。