猪熊弦一郎美術展

こんにちは。夏日一歩手前まで気温が上昇する日もあり、今年も夏が早そうです。

香川県立ミュージアム(高松市玉藻町)では、【空間に生きる画家ー猪熊弦一郎】展を開催中です。早速、平日のお昼に行ってきました。

三越の包装紙を作成した作家さんとしても有名です。この展示物は写真がOKでした。テレビがアンティークです。

この赤い模様が、石だということをこの展示会で始めて知りました。何十年もの間、三越の包装紙はこの色が定番でした。

今回のパンフレットの表紙になっている絵画がロビーに展示。この絵は、慶応義塾大学、学生食堂に飾られているものだそうです。

香川県出身で、パリやニューヨークなどでも活躍。絵画のほか、建築やデザイン分野、本の表紙、包装紙、風呂敷、掛け軸、着物まで多くをデッサン、作成しています。1950年代物を中心に関係資料を含む、約150点の作品を展示中。

昭和の時代にタイムスリップします。そして、猪熊弦一郎が戦争中の疎開先にて、静寂の中で、心救われたという、オルゴールのメロディーが本当に、静かな音量で流れています。小さな現物のオルゴールも展示。私物のモノクローム写真もあり、猪熊氏の人となりに触れる展覧会となっています。29日は昭和の日。この日に鑑賞すれば、昭和の記念になるかもしれません。

2021年6月6日日曜日まで9:00~17:00 入館料大人¥1100

香川県立ミュージアム ☎087-822-0247