2019年5月講座を終えて

5月11日(土)初夏を思わせる気候の中、5月講座が開催されました。令和元年、最初の講師に相応しい、中西 進先生。万葉集が専科であるため、万葉集を多数読まれました。受講生の皆さまにとって、どの歌が心に残ったのでしょうか。

120冊、先生の本を販売し、完売いたしました。そして、120冊分のサイン会では、お名前を達筆な字で、記されました。中には、「令和」を書いてください、と特別な依頼もあり、また、聞き逃した部分を再度質問される、熱心な受講生の方もいらっしゃいました。

オープニングタイムは、マンドリンアンサンブル『プリモマンドリン』22名の皆さん。指揮は宮武省吾氏。心地よいマンドリンの音色が会場内に響きました。最後の曲♪浜辺の歌♬は、いつ聴いても、瀬戸内海の浜辺を思い浮かべる琴線に触れる名曲となっています。



舞台のお花は、屋島にある「モン・リジェール」さん装飾。初夏はもうすぐ!というあしらいでした。

令和元年初の講演会は無事に終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

2019年5月講座

5月1日の今日、令和時代の幕開けです!令和とは「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味合いが込められています。新しき良き時代の到来でありますように。
5月講座は、5月11日(土)に開催。令和元年最初の講師は、まさに相応しい、日本文学者 中西 進先生です。「令和」の考案者ではと、新聞、テレビニュースでも取り上げられ、今、話題の先生です。

東京大学大学院修了。大阪女子大学学長、京都市立芸術大学学長を歴任。1963年には、『万葉集の比較文学的研究』にて第15回読売文学賞を受賞。長年に渡り、万葉集を専門にされています。日本の中でも稀にみる万葉集研究の第一人者であります。
万葉集について、また新年号についての、どんなお話が聴けるのか楽しみです。2013年文化勲章受章。そして、ご両親が香川県出身ということもあり、香川県に縁深い一面もお持ちです。

~タイムスケジュール~
12:00  レクザム大ホール開場(全席自由席)
13:00  オープニングタイム プリモマンドリンアンサンブル
13:30  中西 進先生による講演会
15:00  終了予定 本の販売サイン会があります

令和最初の講演会、記念すべき日にしてください。皆さまのご参加を心より、お待ちしております。

4月オープニングタイム

4月6日土曜日、4月講座のオープニングタイムの出演者のご紹介です。瀬戸大橋を渡り、岡山県から来ていただきました。
『Panみちゅ』。電子ピアノとパンフルート、唄というお二人組。岡山県下を中心に活動中、音楽一筋です。「Time to say good-bye」「春の海」「北国の春」「ボレロ」など、聞き覚えのある曲を大変ユニークなスタイルで披露してくださいました。とても盛況でした。演奏もうまく、MCもうまく、もう少し聞きたい!と思えるミニ音楽会。どこかでこのお名前を聞くことがあれば、どうぞ演奏に聞き入ってみてください。

2019年4月講座を終えて

今朝からの雨降りにて、花冷えの桜吹雪の日となっています。
4月6日土曜日、四月講座が開催され、無事に終了いたしました。講師は、料理研究家 土井善晴先生でした。良き天気の一日となりました。
冒頭には、香川県で過ごした幼少期の思い出などをお話されました。うどんに瀬戸内海の新鮮な魚、天ぷらなど美味しいものが多く、お茶が盛んで、文化のある街に、いつも想いを馳せています、とのことでした。そして、お正月には、手作りの餡餅入り雑煮のお話もされました。
心を育てるのは、食事から。そして、幸せへと繋がる。昔は、家であん餅をお正月の為に作っていた。それを、冷凍してしまえば、その美味しいお餅は死んでしまう。自分で作り、新鮮なうちに料理をして食べる。レシピー通りにするのは、少し違う。自分の心を動かすことが料理であり、想像力。これは、勉強では身に付かない。自分の感情を大切にするとの講演に料理愛を感じました。

NHKの21時からの「今日の料理」でもよくご出演されています。私は、この番組を一日の終わりに観るのを楽しみにしています。気持ちがほっこりします。私たちの、肌、顔、心は、日ごろの食べるもの、料理で出来上がっているんだと、改めて感じました≪感謝≫。

2019年4月講座

こんにちは。今日から4月。今日は新年号の発表日です。昭和は古き良き時代になってしまい、平成は、走馬灯のごとく走り去り、新年号は、どんな時代になるのか、楽しみでもあります。昨日、観た桜です。青空の下、白さが際立っていました。

3月講座が終わったばかりですが、早々と4月講座が開催されます。4月6日土曜日。講師は、料理研究家 土井善晴先生です。

テレビ朝日「おかずのクッキング」では、30年間講師を務められています。NHK「きょうの料理」でもお馴染みの顔です。一汁一菜でよいというスタイルを推進し、和食を初期化。著書も出版されています。お父様は、香川県出身であります、土井 勝氏です。健康ブームの昨今。生きていくうえで、食べるという行為は重要です。食に関する講演は、期待が満載です。

~タイムスケジュール~
12:00  レクザム大ホール開場(全席自由席)
13:00  オープニングタイム パンフルートとピアノ「panみちゅ」出演
13:30  土井善晴先生による講演会
15:00  終了予定

まだ寒さ残る初春ですが、皆さまのご参加を心より、お待ちしております。

第12期3月開講!!

3月24日日曜日、晴天の中、第12期が開講致しました。多くの方がご来場され、会場三階席まで、埋め尽くされました。
三月講座の講師は、ラトナサリデビィスカルノ先生でした。

テレビでも、おなじみです。最近では、小学生も知っている、バラエティー番組にも出演されています。
ご自身の半生を語られ、約40年間の海外生活を経験されているそうです。人の三倍働き、努力をし、勉強をしてきたというその原動力になったものは、「戦争と貧しさ」だったと語られました。
本当に、お若く背筋が伸び、前向きであるその秘訣についてもお話されました。
今日、ご来場された、特に女性にとって、よりよく、美しく生きるヒントになったのではないでしょうか。
毎日を生活するのではなく、毎日を楽しんでください、と締めくくられました。とても、とても華やいだ講演会となりました。

オープニングタイムは、『讃岐国分寺太鼓保存会』の11名の皆さま。篠笛、サヌカイトの音色も加わり、今期の講演会の幕開けを飾ってくださいました。最後には、デビィスカルノ夫人と記念撮影も。

2019年第12期香川県民文化大学開講!

皆さん、お元気でしょうか。ご無沙汰しております。今日は花冷えの日となっていますが、この冬は暖冬で、桜の開花も早そうです。
大変、お待ちしていただいております、第12期の開講日が、3月24日日曜日。今年で、12年を迎えました。今期もいよいよスタートいたします。

初回を飾って頂く、講師は、ラトナサリデビィスカルノ先生です。
1953年に、その当時のインドネシア大統領と結婚。日本とインドネシアの友好親善に尽くします。政変後、フランスはパリに亡命し、社交界デビューを果たします。1990年ニューヨークに移住。国連環境計画の特別顧問として貢献。イブラ音楽財団会長としては、若手の音楽家の育成に尽力。現在は日本に拠点を移し、活躍中。テレビ出演でもお馴染みになっています。

~タイムスケジュール~
12:00  レクザム大ホール開場(全席自由席)
13:00  オープニングタイム  讃岐国分寺太鼓保存会 出演
13:30  ラトナサリデビィスカルノ先生による講演会
15:00  終了予定(質疑応答を実施予定)

第12期の開講です。皆さまのご参加を心より、お待ちしております。

岡山市民文化大学2月講座へ

最近はすっかり春が来たのでは?と勘違いしそうな位、暖かな日が続いています。それでも、二月です。2月23日は、姉妹校であります、岡山市民文化大学の開講日でした。今年初、岡山へ上陸しました。

岡山駅前には、桃太郎の像が鎮座しています。ここから、表町にあります、シンフォニーホールへ向かいます。
講師は、女優であります、真野響子氏。興味深い演題での講演となりました。

子どもの頃から、テレビで観ていた、綺麗な女優さんが、目の前で居ました。聡明で好奇心旺盛な印象を受けました。様々なものに対して、好奇心が盛りだくさんであれば、いつまで若く居られるようです。
いい刺激を受けた一日となり、夕方には、岡山を後にしました。マリンライナーからは、綺麗な夕陽が見えました。

2018年の最終講演を終えて

皆さん、こんにちは。朝夕と、随分と冷え込むようになりました。今日は暦の上では、小雪。香川県下の紅葉も見ごろでしょうか。
これは、高松空港近くの銀杏です。綺麗な黄色とブルースカイ。秋の風物詩です。

11月講座であります、11月20日(火)、歴史学者の磯田道史先生がお越しになられました。晩秋にしては、暖かな小春日和となった最終講座。
磯田先生は、岡山県出身。近い県ということで、親近感がわきます。NHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」も手掛けられ、冒頭はそのお話になりました。そして、江戸時代末期から、明治維新にかけて、香川県の歴史を中心に講演されました。とても解りやすく、そして、ここでしか聴けない逸話、古文書のお話など、非常に興味深い展開となりました。
90分では時間が足りませんでした。また、お越しいただければと思います。

そして、最終講座にて、一井学長から、第11期の閉講の挨拶と、受講生への修了証書授与式が行われました。

一井学長から、今年の世界情勢と、日本で起こった様々な出来事、そして、講師一人、一人を振り返っての謝辞を述べられました。

西讃方面から、ご夫婦で受講され、オール出席でした。

今年最後のオープニングタイムは、コントラバス四重奏。『コントラバスターズ』広島県から、来て頂きました。コントラバスの演奏は、初出演です。♪スタンドバイミー♬や♪見上げてごらん夜の星を🎶など、5曲は馴染みのある選曲でした。低いメロディーでも、四重奏になれば心の琴線に触れてきました。最終講座に相応しい、素晴らしい演奏を奏でてくださいました。


2018年11月講座

皆さん、こんにちは。お元気にお過ごしでしょうか?茶室では立冬とともに、炉開きになります。冬支度が始まる季節ですが、小春日和が続いています。今年は暖冬になればと思うこの頃です。
さて、11月20日(火曜日)いよいよ、最終講座を迎えることとなりました。
講師は、歴史学者 磯田道史(いそだみちふみ)先生です。
茨城大学助教授、静岡文化芸術大学教授などを経て、現在は国際日本文化研究センター准教授。2010年映画化の『武士の家計簿』や『天災から日本史を読みなおす』など、著書も多数出版されています。文化的名誉ある賞も数多く受賞。メディアにもよくご登場されています。岡山県出身。様々な歴史逸話が聴けることと思います。どうぞ、お楽しみください。

~タイムスケジュール~*通常よりタイムスケジュールが変わります
12:00  レクザム大ホール(香川県民ホール)開場
12:35  オープニングタイム コントラバス四重奏
13:00  一井学長による閉講の挨拶と修了証書授与式
13:30  磯田道史先生による講演会
15:00  終了予定(本の販売はありますが、サイン会はありません)

〇2019年度の全講師を発表。来期の受講募集を会場にて募ります。会場にて、お申込みにお支払いができます。
〇修了証書の発行希望者(6回以上出席のこと)は、¥350-にて受付ております。自宅まで、来年のスケジュール帳を入れて郵送します。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。