文化芸術に触れる日

こんにちは。今日は蒸し暑い日となっています。草木が芽吹き、もうすぐ小満です。満開のツツジから、さつきが満開です。
5月19日は、第69回のかまど茶会が、玉藻公園で開催されました。毎年、沢山の人で盛況の大茶会。待合室では、薫風が吹き抜け心地よい茶会となりました。


お菓子は、今日の日のために作られた「八千代」という名称。令和元年を象徴して、人々が輪になり平和な時代であるようにと、願いが込められているそうです。茶器は、牟礼町の焼窯で作成されたもの。とても美味しい菓子と茶でした。


そして、隣りあわせで隣接している、県立ミュージアムでは、『江戸の超グラフィック』展。松平家が保管していた、江戸時代の様々な絵を一挙大公開。こちらも大変な賑わいでした。鱗からヒレまで細かく描かれた魚の絵は、故宮博物館に展示されているものと引けを取らない代物。色も鮮明に残っています。5月26日まで開催中です。


文化芸術に触れた一日。お茶に絵にほっこりしました。こんな日もたまにはいいものです。

2019年5月講座を終えて

5月11日(土)初夏を思わせる気候の中、5月講座が開催されました。令和元年、最初の講師に相応しい、中西 進先生。万葉集が専科であるため、万葉集を多数読まれました。受講生の皆さまにとって、どの歌が心に残ったのでしょうか。

120冊、先生の本を販売し、完売いたしました。そして、120冊分のサイン会では、お名前を達筆な字で、記されました。中には、「令和」を書いてください、と特別な依頼もあり、また、聞き逃した部分を再度質問される、熱心な受講生の方もいらっしゃいました。

オープニングタイムは、マンドリンアンサンブル『プリモマンドリン』22名の皆さん。指揮は宮武省吾氏。心地よいマンドリンの音色が会場内に響きました。最後の曲♪浜辺の歌♬は、いつ聴いても、瀬戸内海の浜辺を思い浮かべる琴線に触れる名曲となっています。



舞台のお花は、屋島にある「モン・リジェール」さん装飾。初夏はもうすぐ!というあしらいでした。

令和元年初の講演会は無事に終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

2019年5月講座

5月1日の今日、令和時代の幕開けです!令和とは「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味合いが込められています。新しき良き時代の到来でありますように。
5月講座は、5月11日(土)に開催。令和元年最初の講師は、まさに相応しい、日本文学者 中西 進先生です。「令和」の考案者ではと、新聞、テレビニュースでも取り上げられ、今、話題の先生です。

東京大学大学院修了。大阪女子大学学長、京都市立芸術大学学長を歴任。1963年には、『万葉集の比較文学的研究』にて第15回読売文学賞を受賞。長年に渡り、万葉集を専門にされています。日本の中でも稀にみる万葉集研究の第一人者であります。
万葉集について、また新年号についての、どんなお話が聴けるのか楽しみです。2013年文化勲章受章。そして、ご両親が香川県出身ということもあり、香川県に縁深い一面もお持ちです。

~タイムスケジュール~
12:00  レクザム大ホール開場(全席自由席)
13:00  オープニングタイム プリモマンドリンアンサンブル
13:30  中西 進先生による講演会
15:00  終了予定 本の販売サイン会があります

令和最初の講演会、記念すべき日にしてください。皆さまのご参加を心より、お待ちしております。

香南町由佐城月釜茶会

こんにちは!明日から大型連休です。平成時代も後、4日で終わります。皆さんにとっての平成はどんな時代でしたか?
青春時代だった世代に、子育て真っ最中だった世代、仕事に頑張った世代と様々だと思います。社会は携帯電話が当たり前になり、機械化デジタル化されました。30年、色々とありますね。振り返った時に、「幸せな平成でした」と感じれば何よりです。
先日、4/21(日)高松市香南町由佐城で、毎月開催されています、お茶会へ行ってきました。受付では、先日ご一緒した大阪旅行での受講生の方がお着物姿でお出迎えしてくれ、ビックリでした。受講生の方々とは、繋がっていることが多いです。

お煎茶茶会 安部流。お茶席も夏の花に、お菓子も夏のあしらいでした。一杯のお茶を数十分かけて飲む茶の味は、格別です。本当に、美味しいお茶でした。一期一会。



次回は、5月19日(日)9:30~14:00 裏千家です。
事務局近くのお寺の掲示板。わがままや、我が強くなった時に読みたい言葉です。

明日から大型連休。そして平成から令和へ時代が移り変わります。新しい時代は、また新しい良き風がふきますことを、健やかに迎えたいと思います。皆さまにとっても、心に残る祝日でありますように。

大阪日帰り旅行

鶯の美しい声が聴こえてくる季節になりました。4月15日月曜日、受講生26名の方々と、大阪へ春の一日旅に出かけてきました。
最初の到着地は、造幣局の桜の通り抜け。ここは、ボタン桜の名所で、ちょうど、この日は最終日。平日でいつもに比べれば、人は少ないとか。それでも都会のお花見は花より人が賑やかでした。そんな写真も添付します。

お昼を少し過ぎて、皆さん、お腹がペコペコ。楽しみのランチは、『太閤園』。旬のタケノコご飯を食しました。建てられて105年になる大正浪漫溢れる館でお食事。
正面玄関で皆さんで記念撮影。こうして見ると、上品な雰囲気の方々ばかりです。

食後は太閤園にあります、庭園をガイドさん付きで散策。明治43年頃、関西財界の一人であった、藤田傳三郎男爵が淀川の畔に築造した網島御殿から太閤園の歴史が始まります。結婚式場なども完備され、この日は新郎新婦の前写しをされていました。とても可愛いらしい花嫁さん、絵になりますね。

そして、おまちかね、オランダの画家フェルメール展へ。大阪市美術館で開催されています。約35点ばかりしか、残していない不遇な画家。そのうち9点が来日。フェルメールのブルー、光をうまく取り入れた絵を観覧しました。有名な「真珠の耳飾りの女」「牛乳を注ぐ女」絵画は来ていませんでした。いつかは、オランダで拝見できますことを!

夕方18時過ぎていました、明石大橋では、丁度、夕陽が沈む一刻を見ることができました。

よく歩きました。花を愛で、古い絵画を愛で、美味しい食事を頂き、大阪旅行は終了です。ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。

4月オープニングタイム

4月6日土曜日、4月講座のオープニングタイムの出演者のご紹介です。瀬戸大橋を渡り、岡山県から来ていただきました。
『Panみちゅ』。電子ピアノとパンフルート、唄というお二人組。岡山県下を中心に活動中、音楽一筋です。「Time to say good-bye」「春の海」「北国の春」「ボレロ」など、聞き覚えのある曲を大変ユニークなスタイルで披露してくださいました。とても盛況でした。演奏もうまく、MCもうまく、もう少し聞きたい!と思えるミニ音楽会。どこかでこのお名前を聞くことがあれば、どうぞ演奏に聞き入ってみてください。

2019年4月講座を終えて

今朝からの雨降りにて、花冷えの桜吹雪の日となっています。
4月6日土曜日、四月講座が開催され、無事に終了いたしました。講師は、料理研究家 土井善晴先生でした。良き天気の一日となりました。
冒頭には、香川県で過ごした幼少期の思い出などをお話されました。うどんに瀬戸内海の新鮮な魚、天ぷらなど美味しいものが多く、お茶が盛んで、文化のある街に、いつも想いを馳せています、とのことでした。そして、お正月には、手作りの餡餅入り雑煮のお話もされました。
心を育てるのは、食事から。そして、幸せへと繋がる。昔は、家であん餅をお正月の為に作っていた。それを、冷凍してしまえば、その美味しいお餅は死んでしまう。自分で作り、新鮮なうちに料理をして食べる。レシピー通りにするのは、少し違う。自分の心を動かすことが料理であり、想像力。これは、勉強では身に付かない。自分の感情を大切にするとの講演に料理愛を感じました。

NHKの21時からの「今日の料理」でもよくご出演されています。私は、この番組を一日の終わりに観るのを楽しみにしています。気持ちがほっこりします。私たちの、肌、顔、心は、日ごろの食べるもの、料理で出来上がっているんだと、改めて感じました≪感謝≫。

2019年4月講座

こんにちは。今日から4月。今日は新年号の発表日です。昭和は古き良き時代になってしまい、平成は、走馬灯のごとく走り去り、新年号は、どんな時代になるのか、楽しみでもあります。昨日、観た桜です。青空の下、白さが際立っていました。

3月講座が終わったばかりですが、早々と4月講座が開催されます。4月6日土曜日。講師は、料理研究家 土井善晴先生です。

テレビ朝日「おかずのクッキング」では、30年間講師を務められています。NHK「きょうの料理」でもお馴染みの顔です。一汁一菜でよいというスタイルを推進し、和食を初期化。著書も出版されています。お父様は、香川県出身であります、土井 勝氏です。健康ブームの昨今。生きていくうえで、食べるという行為は重要です。食に関する講演は、期待が満載です。

~タイムスケジュール~
12:00  レクザム大ホール開場(全席自由席)
13:00  オープニングタイム パンフルートとピアノ「panみちゅ」出演
13:30  土井善晴先生による講演会
15:00  終了予定

まだ寒さ残る初春ですが、皆さまのご参加を心より、お待ちしております。

第12期3月開講!!

3月24日日曜日、晴天の中、第12期が開講致しました。多くの方がご来場され、会場三階席まで、埋め尽くされました。
三月講座の講師は、ラトナサリデビィスカルノ先生でした。

テレビでも、おなじみです。最近では、小学生も知っている、バラエティー番組にも出演されています。
ご自身の半生を語られ、約40年間の海外生活を経験されているそうです。人の三倍働き、努力をし、勉強をしてきたというその原動力になったものは、「戦争と貧しさ」だったと語られました。
本当に、お若く背筋が伸び、前向きであるその秘訣についてもお話されました。
今日、ご来場された、特に女性にとって、よりよく、美しく生きるヒントになったのではないでしょうか。
毎日を生活するのではなく、毎日を楽しんでください、と締めくくられました。とても、とても華やいだ講演会となりました。

オープニングタイムは、『讃岐国分寺太鼓保存会』の11名の皆さま。篠笛、サヌカイトの音色も加わり、今期の講演会の幕開けを飾ってくださいました。最後には、デビィスカルノ夫人と記念撮影も。

2019年第12期香川県民文化大学開講!

皆さん、お元気でしょうか。ご無沙汰しております。今日は花冷えの日となっていますが、この冬は暖冬で、桜の開花も早そうです。
大変、お待ちしていただいております、第12期の開講日が、3月24日日曜日。今年で、12年を迎えました。今期もいよいよスタートいたします。

初回を飾って頂く、講師は、ラトナサリデビィスカルノ先生です。
1953年に、その当時のインドネシア大統領と結婚。日本とインドネシアの友好親善に尽くします。政変後、フランスはパリに亡命し、社交界デビューを果たします。1990年ニューヨークに移住。国連環境計画の特別顧問として貢献。イブラ音楽財団会長としては、若手の音楽家の育成に尽力。現在は日本に拠点を移し、活躍中。テレビ出演でもお馴染みになっています。

~タイムスケジュール~
12:00  レクザム大ホール開場(全席自由席)
13:00  オープニングタイム  讃岐国分寺太鼓保存会 出演
13:30  ラトナサリデビィスカルノ先生による講演会
15:00  終了予定(質疑応答を実施予定)

第12期の開講です。皆さまのご参加を心より、お待ちしております。