2017年10月講座

金木犀の甘い薫りが秋を告げています。花言葉は「謙虚」「気高い人」。花は小さいけれど、匂いでしっかりと自己主張をしています。
栗、サツマイモ、柿に梨。秋刀魚と食物も美味しい時季です。月を眺めての音楽鑑賞に読書、散歩にと良い季節ですね。
10月14日(土)第十期 香川県民文化大学10月講座が開催されます。

講師は、国谷裕子(くにやひろこ)先生です。
大阪府生まれ。アメリカはブラウン大学を卒業。1981年、NHK「7時のニュース」英語放送の翻訳、アナウンスを担当。1993年から2016年3月まで、NHK「クローズアップ現代」のニュースキャスターを担当。
放送ウーマン賞、菊池寛賞、ギャラクシー賞などを受賞。
今期の講演会の中では、数少ない、女性講師のお一人です。キャリアを積み、現代を生きる、働く女性である国谷氏から、どんな話が聴けるのかどうぞお楽しみに。

~タイムスケジュール~
12:00  レクザム大ホール開場
12:55  オープニングタイム 阿波踊り同好会「さぬきDEござる」
13:30  国谷裕子先生による講演会
15:00  終了予定(本の販売はありません)



2018年度の決定講師を発表。来期の受講募集を会場にて募ります。会場にて、お申込みにお支払いができます。

修了証書の発行希望者(7回以上出席のこと)は、¥350-にて受付ております。自宅まで、来年のスケジュール帳を入れて郵送します。

皆様のご参加を心より、お待ち申し上げます。

9月の福山文化大学へ

風が随分と涼しくなりました。もうすぐ、金木犀の甘い香りが漂い始めます。
9月23日(土)秋分の日に、姉妹校であります、福山文化大学へ行ってきました。電車に揺られて約二時間で到着。今年初訪問。駅に降り立てば、斬新に感じる看板が目に入りました。
福山は、薔薇の街🌹
そこから、バスで10分くらいで到着です。会場名も「リーデンローズ」。中も薔薇をあしらったコーディネートをしています。
  
講師は、作家でもあり、東京大学名誉教授でもあります、養老孟司先生。

『バカの壁』『養老訓』など多数執筆。医学博士でもあります。以前に、香川県にも来ていただきました。今日のテーマは、
【老いては脳にしたがえ】。高齢化社会の日本において、興味深い演題でした。

今年5月大相撲春場所、東京へご一緒した、お客様から、こんな可愛らしい贈り物が。福山市松永町という所は、かつては、下駄作りの街として、栄えたんだそうです。今では、あまり履かなくなり、作る工場も衰退したそうです。昔の名残を残した貯金箱。旅行と下駄にちなみ、お金を貯めて、旅行へ出かけよう!!と思いました。そのお気持ちに感謝でした。

秋の高校生大茶会

9月の三連休に大型の台風が到来。自然の力は凄まじいと感じました。この前の講演で、武田先生が水害を視察に行くおじいさんの話を思い出しながら、被害がありませんように。
翌日の18日は、一転して青空秋の空が広がりました。

栗林公園へ朝から出かけてみました。雨で森林が洗われたのか、一層に緑が映えていました。目的は、秋の大茶会のお茶を一服。17日は台風でキャンセルになり、18日は大手前高校・中学の皆さんのお点前でした。
 
お菓子は、ふくろやさんのもので、竹取を彩っていました。皆さん浴衣に足袋を履かれてお出迎え。初々しさのあるお茶会は、お茶もお菓子も本当に、美味しい。茶道や華道、書道を習う若者は減っているのかもしれませんが、伝統文化はやはり、伝承文化で、いいものです。背筋が伸び、人を謙虚にしてくれる気がしました。

午前中にしか咲かない蓮の花を見れました。見れる機会はなかなかありません。亀も泳いでいました。美味しいお茶に、心地良い風が吹き、今の時季の花を愛でて、穏やかな時間を過ごすことができました。
栗林公園はミシュランガイドで「旅する価値がある場所」に認定されています、☆☆☆。季節によって、映る景色が変化し飽きることがありません。

鏑木清方展

すっかり、秋の気候となり、夜は静かに秋の虫の声が聞こえてきます。季節が移り変わりゆく瞬間です。
9月9日から、高松市美術館では、『鏑木清方展』が始まりました。日本三大美人画家の一人で、没後45年。四国では、初の展覧会です。この方を知ったのは、昨年に行きました東京旅行で、雅叙園に立ち寄ったのがきっかけです。「清方の間」という部屋があり、着物を着た女性たちが描かれ、上村松園に似た画風で、ほっそりとした美人画。9月9日の開催日を記念して、講演会があり参加してみました。『清方の生涯とその作品』講師は、美術評論家・島田康寛氏。奈良県からお越しでした。DSCN5056絵画についての講演会は、判り易く、知らないことを色々と知る事が出来ました。伊藤深水は、清方の弟子で、晩年には、清方の絵の模倣画を描かせていたとか。樋口一葉の有名な「たけくらべ」の挿絵は、清方が描いたものだそうです。普段の生活に馴染んだ上村松園は、はんなり京女を多く描き、鏑木清方は、江戸の粋な女性を多く描いたということでした。
秋の良き季節に、美術鑑賞も、いい時間の過ごし方だと感じます。
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~鏑木清方について~
明治から昭和にわたって活躍し、美人画に独自の画境を切り拓いた近代日本画を代表する画家として広く知られています。13歳のとき日本画家の水野年方に入門し、挿絵画家としてその画業をスタートし成功を収めます。その後、本画制作に向かい、文壇などの展覧会において評価を得、画壇の中心画家として活躍しました。また、昭和初期からはあらたに肖像画の分野にも取り組み、人物の内面までもを画面に写し出した作品を残しました。
高松市美術館にて 10月15日(日)まで。9:30~19:00。
月曜日休館 入場料¥1000-

9月講演会のお花

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9月2日(土)講演会時の舞台のお花です。パンパスススキ、小さな黄色の蘭の花は、オンシジューム花言葉、可憐・一緒に踊って!)、白い大きな花は、ピラミッドあじさい花言葉、しとやかな恋人)、真ん中にある黄色の花は、マリーゴールド花言葉、健康)。
屋島にあるお花屋さん「モン・リジェール」装飾。少し秋色の花に。
今夏は猛暑であった分、秋の季節がいつも以上に心地良く感じると思います。この暑さで外出を控えていらっしゃった方も多いことでしょう。気候の良い季節に、外の空気を吸って、日々の生活、何でもない日常を楽しみたいと思います。

追伸 ~事務局の場所が引っ越しをしました~
旧社は、老朽化にともない、9月1日より下記の場所へ移転しております。大川バス高松支社の西側二軒となりのビルの二階です。尚、電話番号、FAX番号に変更はありません。
〠760-0033高松市丸の内4-9丸の内ビル二階(真向いは、横井胃腸内科クリニックさんとなっております)

2017年9月講座を終えて

9月2日(土)  9月講座の講演会が開催されました。朝、夕、涼しい風が吹き始めました。そんな秋めいた空気を感じた秋晴れの一日となりました。

講師は、武田邦彦先生。会場内は、よく笑いで包まれました。演題は、『これからの日本社会と新しい男女の関係』。演題のほかにも様々な分野について、お話されました。先生が書かれた本の中にこんな一節がありました。

「結婚のカタチはどうでもいいのです。別の人間と暮らすということが大事なんですね。なぜなら夫婦生活では、自分の正しさと相手の正しさが、常にぶつかるのですから。喧嘩しなさいと言っているわけではありません。別の「正しさ」があることを知る絶好の機会だと申し上げているのです。結婚生活は、相手の考えを自分の中に取り込むチャンスなのです。それができれば、単純計算で、あなたの人生は2倍になります。」
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講演終了後に、著書『武田教授の眠れない講義』の販売とサイン会がありました。
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講演前のオープニングタイムは、三木ハーモニカクラブの10名。先生は20年以上講師を務められ、皆さん、長年、ハーモニカを愛している方々。素晴らしい演奏を奏でてくださいました。
趣味のある人生は、豊であることを証明してくれました♪
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2017年9月講座

お盆の諸行事を終え、短い夏休みも終わり、静かな今週末を迎えそうです。皆さまにとりましても、ホッとした頃に、夏のお疲れが出ませんように。
2017年9月講座が、9月2日(土)に開催されます。講師は、中部大学特任教授、工学博士でもあります、
武田邦彦先生です。
東京大学教養学部基礎科学科を卒業後、旭化成に入社。同社ウラン濃縮研究所長、芝浦工業大学工学部教授、名古屋大学工学部教授などを経て、現職。定説と異なる、独自の主張で脚光を浴び、テレビ、ラジオにも多く出演されています。
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~タイムスケジュール~
12:00  レクザム大ホール開場
12:55  オープニングタイム「三木ハーモニカクラブ」
13:30  武田邦彦先生による講演会
15:00  終了予定
15:10  本の販売及びサイン会があります

2018年度の決定講師を発表。来期の受講募集を会場にて募ります。会場にて、お申込みにお支払いができます。

8月11日 六本木歌舞伎、大阪へ参加された方々、写真の販売がございます。

皆様のご参加を心より、お待ち申し上げます。

岡山県高梁市図書館

こんにちは。暑さ厳しい今夏、バテずにお過ごしでしょうか?家の周辺では、落ちた蝉を見かけるようになりました。秋も近いのかもしれません。
8月19日(土)は、岡山市民文化大学8月講座でした。
その帰りに、友人が住む、岡山県のほぼ中央よりに位置します、高梁市へ行ってきました。
日常的に行く場所の一つに図書館があります。貸し出しは、少なくなりましたが、よく出向きます。
今年、高梁市図書館が新しくなったということで、友人が案内してくれました。コーヒーショップと併設され、斬新でしたので、ご紹介します。
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岡山駅から各駅停車に揺られて、一時間弱。お城や庭園で有名な頼久寺もある、風情ある街に到着です。
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駅と隣接しています、高梁市図書館。スターバックスのコーヒーショップ、本屋、図書館が三位一体。全国でも珍しいスタイルではないでしょうか。中も、素敵な造りになっていました。若者、学生の利用率が高い!
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備中神楽でも有名な地ならではの、神楽のお面も飾っていたり、インテリアにも凝っていました。

もう一つ、案内して頂いたのは、お蕎麦屋さん。最近、古民家を再利用してオープンしたんだそうです。香川県でも多く見受けられますが、うどん文化なので、お蕎麦を外で食べる機会があまりありません。感想は、本当に、美味しいお蕎麦でした。今年は特に暑いですから、ツルっと食べれました。
食べ終わったあとに、そばつゆに出汁を入れてくださり、ほっこり。
近くに行く機会があれば、蕎麦好きな方、是非是非お立ち寄りを!

IMG_20170820_124714  せいろ蒸し美味しい
岡山県高梁市成羽町下原887 「そば露 花野」 
月曜日定休日 お昼のみ営業

香川県とは、ちょっと違った街、岡山県高梁市。朝6時には、お寺から鐘の音が聞こえてきます。素敵だと思いませんか?! 風光明媚な静かな時間が流れる場所です。

ウェスティンホテル大阪

前回の六本木歌舞伎の続きです。
昼食は、梅田にあります、ウエスティンホテル大阪の中にあります、🍴『アマデウス』で取りました。
スイス出身のデザイナー、マリアンヌ・カウアー氏により、
「東洋と西洋の文化が華開いた安土桃山時代と西洋の融合」をコンセプトに造りあげられているホテルです。
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メインを魚かお肉かを選び、前菜、パン、サラダ、スープ、デザート、ジュースなどはビュッフェで食べ放題。どれも美味しく、多くのお客様は、メインが来る前に満腹感に💦女性同士、話に花が咲き、時間はあっという間に過ぎ去りました。
庭園に面しており、木々と燦燦と太陽の光が差し込み、明るく開放的なレストラン。
これまた、とっても楽しき食事の時間となりました。
ウエスティン4 ウエスティン5 ウエスティン1 ウエスティン3 ランチお客様と DSCN4974

~驚いたこと!~
今回の参加者の中で、最高年齢、93歳の女性の方がいらっしゃいました。本当にお元気で、足取りも軽やか。よく食べ、歩き、健康です。お一人暮らしで、歯も自分の歯だとか。今月は、まだ宝塚へも観劇に行きます、とのこと。驚きました。健康で居れること、いついつまでも、人生を謳歌出来ること、何より幸せな事です。健康の秘訣は?と聞くと、規則正しい生活以外は、何も特別なことはしていないんだそうです、記念に一緒にお写真に納まりました。紫のヘアースタイルも素敵です。
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受講生の皆さん、とってもお元気で、知的好奇心が旺盛な方ばかりです。年齢は重ねていても、決してオバサンと言われる、年老いた方々ではないことを感じます。そして、何より魅力的です。常日頃、魅力を感じる人間力のある方は少ないようにも感じますが、ここに居る方々、人間力ありチャーミングな女性。穏やかで幸せオーラ―が出ています。
私も真似て、良い年齢の重ね方をしていきたいなぁ。人生のお手本になる方々に出会えて感謝!と、感じた旅なのでした。ご参加いただいた方々ありがとうございました。

六本木歌舞伎@大阪

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暑い折ですが、立秋、お盆を過ぎて、涼しさが待ち遠しいこの頃です。
8月11日山の日に、受講生の皆さんと、大阪『六本木歌舞伎』の観劇へ行って来ました。メインの主演は、海老蔵&寺嶋しのぶで、「座頭市」。市川右近さん、現在は右團次も、剣の達人役で、華を添えていました。
1座頭市 DSCN5022 大阪フェスティバルホール DSCN5026 DSCN5028 座頭市4
盲目の座頭市は、海老蔵。おすず&花魁・薄霧二役の寺嶋しのぶ。本来の座頭市の暗さはなく、笑いあり、歌あり、ダンスあり。感動・感激!カーテンコール5回という、歌舞伎では観れないシーンが盛り沢山の舞台でした。幕間では、出演者の俳優さんが出て来られ、記念撮影のサービスもあり、照れながらもワンショット!(笑

いつもなら、道頓堀にある、大阪松竹座ですが、今回は、中之島にあります、大阪フェスティバルホールへ。豪華絢爛。収容人数2700名という、大舞台。お客様の年齢層が若く、とっても!ファッショナブルな出で立ちで、華やいでいました。
海老蔵さんのお母様もお出迎えでいらっしゃり、綺麗なマダム。建築家の安藤忠雄さんも観劇されていましたよ。
本当に面白く楽しい♪舞台。海老蔵さん、いい笑顔!奥様の小林麻央さんも、観ていたことと思います。人気の舞台を観劇でき、今年の夏の思い出の一つとなりました。幸せです~♡