2017年4月講座

こんにちは。ソメイヨシノから、桜の品種がボタン桜に変わり、綺麗なピンク色が咲き誇っています。
皆さんは、どんな時に幸せを感じますか? 美味しいものを食べる時、旅行をしている時、家族との時間、好きなことをしている時、好きな人と過ごす時などなど… 普段そんな事を考えずに生活しています。
ふと、”幸せ”とはを考えた時に、自分に幸せ感があれば、人に優しくなれそうです。愛情豊かで在れば、人生は豊かでしょう。
散る桜の花びらが花筏になり、風情を感じます。

4月22日(土)第10期 香川県民文化大学 4月講座が開催されます。
講師は、日本薬科大学学長でもあり漢方学者であります、丁 宗鐵(てい むねてつ)先生です。
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1947年、東京生まれ。横浜市立大学医学部入学。同大学院在学中の国立がんセンター研究所研修を経て、大学院卒業後に北里研究所に入所。大学時代に「東洋医学研究会」という漢方のクラブに出会ったのが、きっかけになり、漢方の勉強を始める。
漢方の考え方とは、「重病だと病院に相談するけど、ささいな病気や症状は自分で治しましょう」というものだそうです。日本も豊かになり、健康が重要視される時代です。人生を楽しむのも、まずは健康であることが大前提です。時代に沿った興味深いお話が聴けることと思います。

~タイムスケジュール~
 12:00  レクザム大ホール開場

 12:55  オープニングタイム  クラッシック音楽 ヴァイオリン、チェロ、ピアノ「トリオルーナ」の三人の皆さんによる演奏

 13:30  丁 宗鐵先生による講演会

 15:00  終了予定

 15:10  ロビーにて、本の販売とサイン会があります

皆様のご参加をお待ちしております。

春ですね~♪

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随分のご無沙汰となってしまいました。4月講座は、4月22日です。もうしばらくお待ちください。
外は、桜がちょうど、綺麗ですね。雨予報もあり、もう散り始めますか。見ごろが短いので、はかなさを感じます。桜にこだわらなければ、菜の花の黄色も映える季節ですね。
この日曜日はお花見日和でした。お料理上手な方が春色料理を作ってくれました。

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前回のブログでご紹介をした小説『マチネの終わりに』が、第二回「渡辺淳一文学賞」を受賞されていました。私もこの週末に読み終えました。最後がどうなるのか、読みながら解らないストーリでした。主人公がとても素敵な女性でした。映画化されないかな・・・・と期待しています。季節も気持ちも生活も、移り変わっていきますが、この季節になると、この小説と、よく聴く桜の曲と、周りに居る人とを思い出しそうです。

春の夕べに

こんにちは。風が段々と春らしくなってきています。先日、新聞に載っていた一文に、とても関心しました。
「季節の移ろう日本では、風の変化を鋭敏に読み取る感性が磨かれるのかもしれない・・・風の語が自然現象にとどまらず、「世の動き」「形成」等の意味でも使われる。同じ「風」でも捉え方は人ぞれぞれ。「向い風」に怯む人もいれば、鳥のように飛翔の好機とする人もいる。向かい風であれ、追い風であれ、生かせるかどうかは、自分次第。どうせなら風を利用して勢いづけたい」
春は新年に次いで、また新たに物事が進む季節です。
皆さまにとっても、良き風が訪れる春でありますように。

出歩きやすい季節になってきました。
今月、図書館では、約100人待ちの来年まで予約が一杯の本を見つけました。『マチネの終わりに』。究極の恋愛小説だそうです。本が売れない時代に15万部突破の本です。作家は、平野啓一郎氏。クラッシック音楽がよく登場します。女性向でしょうか。近年は、あまり読むことのないジャンルです。
さんざん迷った上で、購入しました。興味のある方、どうぞ手に取ってみてください。
春の夕べにお茶とともに、ゆっくりと、ささやかな楽しみです📖☕

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岡山市民文化大学3月講座へ

お彼岸を過ぎ、春らしい気候になってきています。洋服の装いが、明るくなってきました。
皆さん、お元気にお過ごしですか?
3月18日(土)岡山市民文化大学3月講座が開催されました。久しぶりに岡山へ。講師は、ソウル五輪金メダリスト、スポーツ庁長官、元水泳選手、鈴木大地先生でした。
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ソウルオリンピックで金メダルを取った瞬間をテレビで見ていました。逆三角形の精悍な体系に長身、バサロ泳法。記憶に残っています。現在は、スポーツ庁長官に就任され、また違った形でご活躍中です。金メダリストになって、東京オリンピックに向けて、そして毎日の運動の大切さをお話されました。スポーツマンシップに沿った、興味深い話が聴けました。

そして、オープニングタイムは、香川県出身のボーカル、長尾匡祐さんと兵庫県出身のピアニスト、せらよしこさんのユニット
ドートレトミシ―】のお二人でした。数年前に高松市内で開催された野外コンサートでお会いしました。その時に歌声に感動をしてお声がけして、香川県民文化大学に昨年出演。今回、姉妹校である岡山でもご出演されました。中島みゆきさんの「」は、長尾さんの十八番です。今回も感銘しましたよ。未来の巨匠と記念撮影、お久しぶりです!
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~おまけ~

お土産を頂いて帰りました。後楽園で取れた梅で漬けた梅酒。ネームがいいですね💛美味しく頂きました。岡山でお土産を買う際にはご参考にどうぞ。
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第10期 開講式

3月11日(土)3月講座の続きです。講演会の前には、香川県民文化大学 一井眞比古学長による開講の挨拶がありました。IMG_6680

香川県民に支えられて10年目を迎えることができた謝辞を述べられました。そして、今年も、さまざまな分野のスペシャリストをお迎えする予定であること、また10周年特別講演も実施する旨をお話いただきました。また全世界でのニュースも取り上げられて、香川県民文化大学で多様な知識と考え方を吸収し、地域社会の活動や社会の発展に活用していただきたいと、締め括られました。

そして、3月講座を飾ってくれたオープニングタイムは、『讃岐国分寺太鼓保存会』の10名の皆さん。
開講式には相応しい、和太鼓演奏は、今年の11月までの景気づけも兼ています。ありがとうございました!!
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昨年の11月以来にお会いする受講生の方々には、沢山の方からお声がけいただき、色んな手土産を頂きました。心よりお礼を申し上げます。
その中で、一つ悲しいニュースもありました。よく旅行に参加して頂いていた受講生の方の突然の訃報をお聞きしました。昨年の7月までお元気で、いつも話掛けてくれていました。アルバムにはその方とご一緒した大阪・司馬遼太郎記念館ツアーでの写真もあります。奈良へ出かけた際には、紫陽花寺で奥様と仲良く手をつなぐ姿が印象的でした。淋しさで一杯です。翌日は、今年最後だと思って買った水仙の下に、写真とお送りするお線香を添えて、偲びました。
日々、色々とあります。心を治す治療法、まだよく解りません。

今年も、皆さんにお会いできること、その元気な笑顔を楽しみにしています。
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2017年3月講座開講!

初春らしい温暖で青空広がる日となりました。3月11日(土)
香川県民文化大学第十期が開講しました。
講師は、作家 五木寛之先生。演題は、【いまを生きる力】。

五木寛之氏
人は、生きている限り悲しいものに出会う。そんな時には、堂々と悲しむことが大事なんですね。そして、次に、過去にあった心温まる、幸せなことを思い出す。回想療法ですね。小さなことでいいんです。ワクワクしたことを何度も思い出して咀嚼する。人は思い出に生きるものなんです。思い出の引き出しを沢山持っている人は、幸せでもあるんですね。そこに、お金があるとか、無いとかはあまり関係なく、それぞれの感受性が大事なんです・・・・と、生きる力とはを、判りやすく日常生活でのあり方をお話してくださいました。大盛況であったことは、言うまでもありません。

ご多忙なところ、前日遅くに、高松入りをして頂きました。お会いした時に、とても美しさを感じました。その後には、自分が熟年になった時に、こんなにも、美しく居れるのかとも考えました。歩まれた足跡が、雰囲気に現れていらっしゃいました。

第10期香川県民文化大学3月講座

皆さん、こんにちは。今日から3月です。柔らかな陽光に目を細め、様々な人を思い出す、ひと足早い春の陽気を感じています。

3月11日(土)いよいよ、第10期の講座が始まります。オープニングを飾ってくれる講師は、二回目のご登壇になります、
作家 五木寛之先生です。

五木寛之

『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。1968年刊行の第一エッセイ集『風に吹かれて』は約460万部に達するロングセラー。1981年に休筆して龍谷大学で仏教史を学び、1985年より執筆活動を再開。その後、ベストセラー小説を幾度となく執筆されます。ご活躍は、ご存じの通りです。『親鸞』は、四国新聞で連載されていました。

~タイムスケジュール~
12:00  レクザム大ホール開場

12:35  オープニングタイム 国分寺太鼓
13:00  一井 眞比古学長による開講の挨拶
13:30  五木寛之先生による講演会
15:00  終了予定

*本の販売およびサイン会はありません。

皆様のご参加をお待ちしております。

お煎茶会

皆さん、こんにちは。三寒四温の毎日です。いかがお過ごしでしょうか?
開講式まで、ひと月をきっています。
春の足音をちらほらと感じます。先日、海外から高松へ来日されている方に日本文化の紹介で、一緒にお茶会へ出かけてみました。
『高松市香南歴史民俗郷土館』では、ほぼ毎月、気軽に参加できるお茶会が開催されています。パンフレットも設置して頂いています。

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今年初のお茶会は、煎茶会でした。海外の方へご案内のつもりが、自分自身が、楽しませて頂きました。お茶会への通路には、蕗の薹が置かれ、初春を演出していました。入場券が栞で、夏目漱石の「草枕」の一説が書かれていたり、様々な工夫がなされていました。初めに、お香を焚いて、部屋を清めます。一人一人に、お香が廻りその匂いを嗅ぎました。

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お茶菓子は、中が黒ゴマという始めて食べる味わい。とても美味しい菓子でした。一席目のお茶は甘く、二席目のお茶は、少し苦みがありました。そして、最後は、茶器を裏にして終わりとします。

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五人一組として、お茶が振舞われました。私たちのグループは三名と、初めてお会いしたご婦人二名で、雑談しながらお茶を二服頂きました。まさに、一期一会です。それぞれに、好感を持ち、別れ際には”また、どこかで、お会いできますことを”と挨拶をしました。長い人生の中での数十分でしたが、いい時間でした。普段、お茶を味わいながら飲むこともあまりありません。

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お茶席のお問合せ先:高松市香南歴史民俗郷土館 高松市由佐253番地1
☎087-879-0717 毎月第三日曜日 9:30~14:00に開催

8月講演追加のお知らせ

2月に入り、梅の花の白さが美しく目に入ってきています。
そんな季節ですね。暖かな兆しももうすぐです。

今年、香川県民文化大学では、10周年を迎えます。その記念として、通常は夏休みにあたります8月に、8月講座を今年度のみ、開催することが決定致しました。8月1日(火曜日)
講師は、日本相撲協会から、元関脇 寺尾 現在の錣山(しころやま)親方を招いております。
元関取寺尾氏
以前に来て頂いた、舞の海以来の力士講師です。伝統の長い相撲界でのどんなお話が聞けるのか、楽しみです。今年は、全9回講座で、追加料金はなしです。皆さんのご参加をお待ちしております。

もう、随分と前の話になりますが、舞の海氏が来て頂いたご縁で、大阪春場所の枡席チケットを取って頂きました。岡山市民文化大学の受講生と合同で、おでかけをしました。初めて見る、相撲に、とても感動の一日だったことを、忘れません。14時くらいのお席の様子から、18時まで、段々と人が埋まってきました。大使館の関係者や着物のご婦人に会社帰りのビジネスマンなど、多種多様な様子に飽きることがありませんでした。

畳一畳弱に大人4人が、ひしめき合って座りました。幕の内弁当を食べながらは、大相撲観戦ならではの醍醐味を味わいました。そして、力士の大きな身体にはびっくり!した記憶があります。テレビでは伝わらない熱気に迫力、座布団投げと、近くで観れて、大興奮で観戦しました。良き思い出です。

勉強会

寒い日々が続いています。10℃を下がると、空気が冷たく感じます。お変わりありませんか?

2月11日 建国記念の日に、宇多津町で、作家 落合恵子さんの講演会がありました。
いつもは、主催者なので、たまには、観衆となり聞いてみたいと思い、勉強会を兼て行ってみました。
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宇多津町は、「若者が集う文化のまちうたづ」を推進しているそうです。恋人の聖地として、海ほたるや聖通寺山山頂があります。毎年、恋短歌を募集していて、全国から応募があります。講演会の前に、今年の授賞式も行われました。
第10回を迎え、6500通ほどの応募があるんだそうです。
中学生から80代の方まで、皆真面目に歌を詠み、その人の人生や生き方がその歌に現れているとのことでした。
私も好きでよく読んだ本があります。「サラダ記念日」。
今年の最優秀賞は、「地下鉄の出口で恋とぶつかった」。
どれも、甘い恋の歌でした。究極の恋短歌は、挽歌なんだそうです。2年前の受賞作ですが、とても、こみ上げてくるものがありました。
「在りし日の父の背中を流すように母は優しくお墓を洗う」。
受賞作品は、ご覧の通りです。↓
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落合恵子さんの演題は、「ラブレターズ💛2017」。
恋短歌と、2月はバレンタインに因んでの演題だったのかもしれません。登場された時に、毅然とした生き方をしてきたことが全体に現れていました。
「あなたの”今”を生きるのは、あなたである。どんな言葉を使うかによってその人の本質が見える。シンプルな言葉でも人の気持ちをノックすることがある。難しいことを易しく(優しく)、易しい(優しい)ことをもっと、易しく(優しく)伝えてみる」と、冒頭の内容です。
今までに知らなかったものを、幾つか知ることが出来る。それが、講演会へ行き、聞くこと。そして、自分の生活へ少し加えることが出来ればと、感じました。
気づきがあり、たまには、お客様もいいですね。
恋短歌になぞられて、良きバレンタインデーでありますように。