今年も太秋柿(たいしゅうがき)がシーズン終了間際となりました。最後の注文になるかもしれないこの日、スタッフもあわててまとめ買い。ひとりで20個注文する人もいました。
柿農家の疋田(ひきた)さんが作る太秋柿は、ほんっとにみずみずしくて、シャキシャキした食感がたまりません。しばらく味わえないのかと思うと残念です。来年もおいしい柿を楽しみに待ってます!
今年も太秋柿(たいしゅうがき)がシーズン終了間際となりました。最後の注文になるかもしれないこの日、スタッフもあわててまとめ買い。ひとりで20個注文する人もいました。
柿農家の疋田(ひきた)さんが作る太秋柿は、ほんっとにみずみずしくて、シャキシャキした食感がたまりません。しばらく味わえないのかと思うと残念です。来年もおいしい柿を楽しみに待ってます!
3ヶ月ほど前から事務局に出勤(?)するようになった2匹のワンコ。当大学の理事長と一緒に毎日テクテク通勤しています。モップのような長い毛が特徴のマーヤ(白・♂・マルチーズ)と、羊のようなクルクルした毛に覆われたウニ(グレー・♂・ミニチュアシュナイザー)の2匹。どちらもヌイグルミのような愛くるしさですが、性格は正反対。人懐っこいマーヤ(白)は気が強い面があり、人見知りでナイーブなウニ(グレー)にすぐちょっかいを出します。
2匹とも元々太り気味でしたが、事務局スタッフからおやつをたくさんもらうようになってから一回り膨張。「つぶらな瞳で見つめられると、あげずにはいられないのよ」と高井さん(※下写真)。すっかり舌が肥えてしまったので、痩せるのは至難の技かも…。
2匹のおかげで、日々の業務に追われるスタッフも癒されています。事務局にお越しの際には、是非、チビちゃんたちにも会ってみてくださいね。
朝晩がめっきり冷え込んできました。もうすぐ訪れる本格的な冬の到来を前に、日中の暖かさをじっくり味わっておきたいですね。
さて、10月20日(土)、歌人で京都産業大学総合生命学部教授の永田和宏先生をお迎えして10月講座が開催されました。『限られた時間を生きるために』と題された講演では、夫人であり、同じ歌人でもあった故・河野裕子さんとの生活の日々を切々と語られました。病魔に侵された河野さんとの壮絶な闘病生活。その中で、とめどない愛を注ぎ続けられた永田先生。その愛に応え続けた河野さん。おふたりの思いのこもった歌が、聴く人の心に深く刻まれていきました。
一日が過ぎれば一日減ってゆく君との時間 もうすぐ夏至だ(永田和宏)
何年もかかりて死ぬのがきっといいあなたのご飯と歌だけ作って(河野裕子)
ひき受けてやれない私は庭に出て雪だ雪だと君を呼ぶのみ(永田)
死ぬな 男の友に言ふようにあなたが言えり白いほうせんか(河野)
手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が(河野)
あほやなあと笑ひのけぞりまた笑ふあなたの椅子にあなたがゐない(永田)
死の前日まで、歌を詠み続けた河野さん。最後の瞬間まで永田先生の至上の愛に包まれていたことでしょう。
会場では限定100冊で書籍が販売され、講演後にはサイン会も開催されました。
講演前のコミュニティタイムでは、田中佳世さん(二胡)と中山由美子さん(ピアノ)によるユニット「弦華(シャンホア)」のおふたりが演奏を披露。二胡の哀愁を帯びた音色と、ピアノの澄んだ音色が相まって、美しいハーモニーを奏でていました。
おふたりは、2010年にユニットを結成。楽器講師を務める傍ら、各種イベントやライブハウスなどで積極的に活動されています。
※次回11月はいよいよ最終講座です。11月17日(土)東京大学大学院教授で文学博士のロバート・キャンベル先生をお迎えして開催します。
※書籍販売(限定100冊)とサイン会を行う予定です。
※会場で来期申込み受付を行います。
※最終講座のため、修了式が行われます。タイムスケジュールが通常と若干異なりますのでご注意ください。
◎開場…12:05~(通常通りです)
◎コミュニティタイム…13:15頃~
◎修了式…13:40頃~
◎講演…14:00~(通常通りです)
◎サイン会…15:30~(通常通りです)
秋と言えば、やっぱり食欲の秋!おいしいものが色々出回る季節ですが、山吹色の果実をたわわに実らせた、柿の木のある風景は秋の風物詩ともいえるでしょう。
みなさんは「太秋柿(たいしゅうがき)」という品種をご存知でしょうか。大玉品種の柿で、通常の柿の1.5~2倍ほどあり、ほとんど種がないため食べやすい柿です。柿というと、ちょっとパサパサしているイメージがあって、あまり好きではなかったのですが、この柿を食べて柿の概念が変わりました。サクサクした触感はまるで梨のよう! 柿ってこんなに果汁があるんだと思うくらい、ジューシーです。あまり熟れすぎるとせっかくの食感が落ちるので、まだ青みがかっている段階で食すのがポイント。
柿農家の疋田(ひきた)さんは、岡山でこの柿を長年栽培されています。通常、柿は隔年でしか実をつけませんが、試行錯誤の末、疋田さんが独自に編み出した剪定方法で、毎年実をつけるようになったのだとか。デパートで買えば一個400円の値がつくこともあるこの柿を、格安で販売されています。「今年は例年以上に上々の出来栄え」と疋田さん。当事務局でも疋田さんの柿を毎年楽しみにしています。事務局に柿があるときは、訪れるお客様におすそ分けすることも。ついつい誰かに教えずにはいられなくなる柿なのです。
9月22日(土)、ニュースキャスターの安藤優子先生をお迎えして9月講座が開催されました。『報道の現場から』と題した講演では、これまでに現場で体験されたエピソードやキャスターとしての心構えなどを紹介。質疑応答の時間には受講生からの質問に丁寧にお答えになられていました。講演内容もさることながら、先生の整った顔立ち、均整のとれたスタイルに、はっと息を呑む人も多かったのではないでしょうか。
講演後には著書を購入された方へのサイン会も開催。気取らないお人柄で、受講生に気さくに声を掛けられていました。
講演前のコミュニティタイムでは、「浩龍:桜笛会(こうりゅう:おうてきかい)」のみなさまが篠笛演奏を披露。美しく澄んだ音色が響き渡ると、会場内は幻想的な雰囲気に包まれました。
また、この日の会場では、来期(第23期)の講師陣を発表。「うわー!すごい」「こんな方が来られるの!?」「早く聴いてみたい」と言った声が聞かれました。
※来期申込みは、10月会場で受付開始します。
市民文化大学9月講座は、ニュースキャスターの安藤優子先生をお迎えして9月22日(土)に開講します。安藤先生は、テレビ朝日系の報道番組でレポーターを担当。その後、1987年からはフジテレビ系の「スーパータイム」「ニュースJAPAN」をはじめ、現在は平日夕方の「スーパーニュース」のメインキャスターを務めておられます。
講演テーマは、『報道の現場から』。91年の湾岸戦争では、日本人ジャーナリストとして唯一、現場取材を行われるなど、最前線の現場での体験を聴くことができるのではないでしょうか。
講演前のコミュニティタイムには、「浩龍:桜笛会」のみなさんによる篠笛演奏が披露されます。こちらもどうぞお楽しみに。
朝晩の涼しさに秋の気配を感じ始めた季節。吉備中央町にある「吉備高原ファーム」では、ブドウの収穫がいよいよ本格化。水はけのよい斜面で一年間じっくりと育ったブドウは、夏の日差しをいっぱいに浴びて甘さを増し、収穫されるのを今か今かと待ちわびています。
『めざせ、50品種』を目標に掲げているだけあって、最盛期には様々な品種のブドウが直売所に並べられます。岡山を代表する「ピオーネ」はもちろん、皮ごと食べられる「瀬戸ジャイアンツ」、濃厚な甘さと尖った粒が印象的な「ゴールドフィンガー」、果汁が多く果肉が柔らかい「紅瑞宝(べにずいほう)」、スタッフの方があまりの甘さに感激したという「シマネスィート」などなど、味も見た目も多種多様。
なかでも大人気の「シャインマスカット」は、マスカットの香りがあり、糖度も高く、皮ごと食べられる大粒ブドウとあって、今後全国的に人気が急上昇してくる品種といわれています。ただ、大粒の実をつけるまでには4~5年の栽培期間が必要。そのため、まだ市場には多く出回っていませんが、ここ吉備高原ファームでは、いち早く栽培を開始していたため、今年はすでに大粒の実をつけているのだとか。
これだけ種類が豊富だと、どれを買おうか迷ってしまいますが、そんな人にオススメなのが、数種類のブドウの粒を詰め合わせた「ブドウの宝石箱」。見た目も楽しく、色んなブドウの味が楽しめるとあって、毎年人気を博しています。
ブドウの収穫はこれからが本番。9月上旬~中旬には、20種類以上のブドウが販売される予定です。
[お問い合わせ]
㈲吉備高原ファーム 0866-54-1449
加賀郡吉備中央町田土1053-5(JAびほく田土ライスセンター隣り)
8月18日(土)、宇宙工学者の川口淳一郎先生をお迎えして8月講座が開催されました。小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャを務められた川口先生。奇跡のような「はやぶさ」の帰還の裏には、「絶対あきらめない」という強い気持ちと、テレビや映画では語られていない技術者たちの隠れた努力があり、起こるべくして起こった奇跡だったことを話されました。
また、はやぶさ帰還の重要なポイントとなった「中和(ちゅうわ)器」の無事を祈り、読みこそ違うものの岡山県真庭市にある「中和(ちゅうか)神社」にお参りしたエピソードも紹介。時折、笑いをまじえながら、中身の濃い1時間半の講演を行われました。
講演前のコミュニティタイムでは、「山陽女子中学・高校吹奏楽部&山陽女子高校ミュージカル専攻生」の皆さまが、マーチング・吹奏楽を披露。総勢50名超による迫力ある舞台を繰り広げて頂きました。事務局には、「今までで一番よかった」「本当に素晴らしかった」という多くの声が届きました。
※次回9月講演は、9月22日(土・祝)ニュースキャスターの安藤優子先生をお迎えして開催します。
※書籍販売(限定100冊)とサイン会を行う予定です。
市民文化大学8月講座は、宇宙工学者の川口淳一郎先生をお迎えして8月18日(土)に開講します。川口先生は、ハレー彗星探査機「さきがけ」、工学実験衛星「ひてん」、火星探査機「のぞみ」等のミッションに携わり、小惑星探査機「はやぶさ」ではプロジェクトマネージャを務められました。「はやぶさ」の成し遂げた偉業は感動を呼び、映画化もされています(公開は終了)。
講演テーマは、『「はやぶさ」が挑んだ人類初の往復の宇宙飛行、その7年間の歩み』です。講演を聴く前に、DVDなどで映画を観て、予習をされてみてはいかがでしょう。
講演前のコミュニティタイムには、山陽女子中学・高校吹奏楽部&山陽女子高ミュージカル専攻生(総勢50名)によるマーチング&吹奏楽が披露されます。こちらもどうぞお楽しみに。
「“生”で食べられる早朝朝採りトウモロコシ 誰かに教えずにはいられない感動の甘さ」-。
弊社で発行しているフリーペーパー「こんにちは、」7月10日号に、そんな魅力的な見出しが躍りました。吉備中央町にある「㈲吉備高原ファーム」では、口コミで人気に火が付いたフルーツトウモロコシを栽培しています。早速、一読者として現地に行ってきました。
涼しげにさらさらと流れる賀茂川沿いに車を走らせると、青い空と緑の山々を背景に「直売所」の大きな看板が表れます。中に入ってみると、たくさんのトウモロコシに囲まれて、従業員の方々が出荷準備を進めていました。早朝5時に収穫したばかりのトウモロコシを、その日のうちに出荷するのだそう。
「どうぞ、試食品を食べてみて。生のものと加熱したものも食べ比べてみてくださいね」と声をかけてくださったのは、女将の山本さん。フルーツトウモロコシは、「味来(みらい)」と「ピクニック・コーン」の2品種があります。勧められるままに、まずは生のものから、シャクッ!…甘い!青臭さもなく、優しい甘みが口いっぱいに広がります。
続いて加熱したものを、シャクッ!…あ、甘~~~い!!!!!味が濃い!!生のものもおいしかったのですが、加熱するとさらに甘みが増して濃厚な味になるようです。この糖度は、「フルーツ」と呼ばれるのも納得。驚きのおいしさです。
8月終わり頃からは、自慢のブドウの出荷・直売が始まります。約40品種以上、県下有数の品揃えで、時期ごとの旬のブドウを順次収穫。水はけの良い傾斜地で栽培することにより、糖度が増すのだとか。おすすめは、各種のブドウを詰め合わせた「ブドウの宝石箱」。さまざまな味が楽しめるとあって、毎年人気を博しています。
対応してくださったスタッフの方のイチオシが、「シマネスィート」という品種。「マスカットアレキサンドリア」と「リザマート」を親に持つブドウ界の貴公子なのだとか。
豊かな自然に囲まれた吉備中央町。周辺観光やドライブがてら、立ち寄られてみては如何でしょうか。
[お問い合わせ]
㈲吉備高原ファーム 0866-54-1449
加賀郡吉備中央町田土1053-5(JAびほく田土ライスセンター隣り)
※営業8時~その日の収穫分がなくなるまで