こんにちは福山文化大学です。
年の瀬も押し迫り、きらびやかなイルミネーションが街を彩る季節となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて今年もはやいもので今期最終講座が11月23日(金・祝)にあり、
松畑 熙一学長による修了式が行われました。
今期は受講生代表として、石岡様ご夫妻に修了証書を受け取って頂きました。
ご夫妻ともに長年受講いただいております。当日は誠にありがとうございました。
オープニングタイムでは、広島県三原市から
『広島三育学院高校ハンドベルクワイア』の皆さんにご出演して頂きました。
1996年から活動を開始。約5オクターブのベルやチャイムを使い、学校行事・教会の礼拝の奉仕や地域施設への慰問など県内外問わず演奏活動をしておられます。
イギリス発祥で約450年の歴史があるハンドベル。教会の塔にある大きなベルを鳴らすための練習用として考案され、それが楽器として発展したそうです。
そして第8期11月の最終講座の講師には
おいしいもの研究所代表の土井 善晴(どい よしはる)先生をお迎え致しました。
講演テーマは『家庭料理を楽しむために』
映像を使いながら、優しい語り口で食べる事の大切さ、一汁一菜、汁飯香などについてお話いただきました。
📒📓📔講演内容抜粋📒📓📔
日本人にとって、お造りって自然の恵みだと。天盛りするのも神様に頂いたものだという事で、人間が消えてなくなる為に清らかなものですという。お膳の上にのっている物はみんな清らかなんです。我々汚れている訳じゃないけど、前に座って手を洗って『いただきます』と言って箸を取るということでしょ。それが結界を解くということです。ここに境をひく。
お茶室に入る前に扇子を置いて一礼して入る。或は高座に落語家さんが扇子を置いてご挨拶をしてそして扇子を取って話始めるというのと同じです。
そこに一線を画す『けじめをつけて境を弾く』結界を創るっていう事ですね。それが食事、食べ物に対する敬意を払っている訳。だからお料理も、なにも工夫しないことが第一という風な考え方がある。料理することは工夫だと言っているのは、晴れの日のお料理。或は西洋料理のものの考え方が私達の中に入っている。
普段何にもしないでも何にも考えなくても、それこそ窓開けて景色見るくらいの気持ちでお料理されたらよろしいんです。
【汁飯香】これ人間がつくったもの何ひとつないですからね。漬物というのは微生物が発酵したもの、味噌だってそうです。熱くても冷たくても、濃くても薄くっても皆美味しいです味噌汁。ご飯だって味付けてないでしょ、だから飽きないんです自然と同じ。山の景色花の一輪眺めるのと同じで、いつ見ても飽きるなんていう様な物はない。それは自然の創ったものだからです。
今月のお花です。当選されました方、おめでとうございます。
舞台に花を飾って頂いたのは、グリーンポットふじたに様です
福山市沖野上町4-20-31 電話084-921-4746
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この一年、福山文化大学・第8期を受講頂きありがとうございました。
皆さま方の生きる“糧”のほんの一部分でもお力になれば幸いに存じます。
来年度第9期、また皆様とお目にかかれることを楽しみにお待ちしております。
第8期へのご参加、本当にありがとうございました。
福山文化大学スタッフ一同
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夜寒の折、体調を崩されませんようご自愛くださいませ。
福山文化大学
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