こんにちは福山文化大学です。
6/26に広島地方の梅雨入りが発表されましたね。
やっと紫陽花の花が雨に映える季節となりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、6月15日㈯は、華道家元池坊次期家元の
池坊 専好(いけのぼう せんこう)先生をお迎え致しました。
講演テーマは『 いけること いかすこと 』
📒📓📔講演内容抜粋📒📓📔
生ける事によって花も生かす。一旦断ち切られた命ではありますが再び違った眼差しで自然とは違った美しさを引き出す。生ける事によって人も悟りに近づく、或は少しでも悟りたいと思い願う。そして花を生かす事によって、即ち生けている人も生かされる事なのだという正に『道』。人の創造性や眼差し美意識が加わる事のよって、異なる命を得る、保ち続けるというのが正に生け花であり華道です。
そして茶道・武道・香道など日本の伝統的な芸術文化には『道』という言葉が付いていますが、単にテクニックだけに終わるのではなく。自分自身の生き方や、これから生きていくための大きなヒント。
<中略>
伝統文化というと、古い事を学ぶと思われがちですね。確かに古い事を学んでいますが、そこで見られる先人の考え方や美意識。それを知ることによって今を生きている自分がそれをどの様にして、今の暮らしの中に取り入れ、より良くより心豊かに暮らせるか。人との関係・社会の中でどう関わっていくのか。生け花の『調和』も、草木だけの調和ではなく草木が調和している姿から、私達の現実の世界になぞらえて立ち止まって考える切っ掛けとなる様にしていく。伝統文化が単なる伝統だけではなく、新しい油を注いで今に繋がり。また未来に繋がる伝統文化が、伝統文化であり現代文化として未来に繋がる文化として生き続けていくという本当の意味なのかもしれません。
そして講演後にはサイン会も行われ、お一人お一人丁寧にお書きくださいました。
オープニングタイムでは、
『 三橋美智憲会 』の皆さんをお迎えしました。
【津軽三味線】
三橋 美智憲(みはし みちのり)、三橋 憲由美(みはし のりゆみ)
三橋 憲智美(みはし のりとみ)、三橋 憲利美(みはし のりきみ)
【太鼓】宮里 愛 【舞踊】江島 由紀 【唄】花緒 秀千代<三橋 美智憲さん・プロフィール>
三橋美智也氏の愛弟子として、三味線・民謡・歌謡曲の指導を受け、家元名取「三橋美智憲」を襲名。民謡三橋流中国本部「三橋美智憲会」主宰。
津軽三味線の指導を行うとともに、コンサートの開催、各種ライブ、慰問演奏、全国大会への出場等の活動をされておられます。
昨年、師匠・三橋美智也氏23回忌を期に、福山城築城400年に向け「花の福山城」と、師匠生前最後の曲となった「幻灯(うつしえ)の町」をリリース。
6月講演のお花です。当選されました方、おめでとうございました。
舞台に花を飾って頂いたのは、グリーンポットふじたに様です。
福山市沖野上町4-20-31 電話084-921-4746
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次回7月講演は、7月6日㈯です。
講師は、プロスキーヤー・博士(医学)
三浦 豪太(みうら ごうた)先生を
お迎え致します。
三浦ファミリーとして、アフリカ、キリマンジャロを最年少(11歳)登頂。プロスキーヤーとして活躍するかたわら2003年、父・三浦雄一郎氏と供に世界最高峰エベレスト山(8848m)登頂。初の日本人親子同時登頂記録を達成。
2008年より10年以上にわたり日経新聞コラム「三浦豪太の探検学校」を連載中です。
講演テーマは『 三浦家の元気の秘密 』
〇書籍販売・サイン会はありません。
✳タイムスケジュール✳
開場 12時30分
オープニングタイム開始 13時25分頃
講演開始時刻 14時00分
講演終了時刻 15時30分
オープニングタイム出演者
『 ラ・ティエラ・フラメンコ 』
(フラメンコ)
演奏中の入場は出来ません。お早めにご着席をお願い致します。
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皆様のご参加を心よりお待ちしております。
福山文化大学
電話084-923-7889・fax084-923-7903