年末のご挨拶

皆さん、こんにちは。高松市田町商店街では、ベートーヴェンの第九 歓喜の歌が流れ、耳から12月なんだと感じます。
今年最後のブログとなりました。一年間、お読み頂き、ありがとうございました。
11月20日で、今期の講座が終了し、お渡しをしました、学生便り『楽友』には、事務局からのご挨拶文を掲載させて頂きました。その中から一部を抜粋してみます。
「行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。」人生訓にしたい言葉です。私たちの人生は、この一瞬一瞬です。その一瞬をどう生きているのかということ。そして、小さな幸せの積み重ねで、今の幸せがあります。突然に「幸福」というものは降りてはきません。一瞬一瞬の感動を今年も会場で共有できたなら、幸いです。そして、来年も皆さまと共に、幸せな一瞬を共有できればと願っております。
災害の多い年でした。暑い夏でした。自分自身を振り返っても、笑いに涙、苦しみ、喜びがあった一年だったと思います。だからこその生きている証です。様々な感情が人を豊かにしてくれると確信しています。色々とあった一年も終わってみれば、あ~楽しかったな、という記憶のみに上書き保存されれば、今年も幸せな一年間となります。
どうぞ、そんな穏やかな気持ちで、健やかに、年末年始をお迎えください。

平成最後の師走

今年は、温暖な冬かなと思う気温です。お元気にお過ごしでしょうか?12月も半月が過ぎました。もうすぐ、冬至です。一年で昼がいちばん短く、夜が長い日がやってきます。昼がいちばん短いということは次の日から、少しづつ日が長くなるということ。冬至をあらわす一陽来復(いちようらいふく)とは「春の到来」や「物事がよい方向に向かう」という、縁起の良い意味が含まれています。先日、高松市内の日本料理店で、冬至にちなんだ、カボチャ料理を食しました。
よーく見れば、黄色ものが下の方に見えるのが南京。裏ごしをしたカボチャに吉野葛を絡ませて滑らかにして二重層の茶碗蒸し。柚子の薫りもふんわりと職人技の料理でした。無病息災を祈り、一足早く、美味しく頂きました。皆さまにとっても、一陽来復でありますように。

現在、事務局では、来期の受講生を募集中です。

京都迎賓館へ

京都旅行の続きです。南禅寺の後に、京都御所へ向かいました。紅葉時期の京都は人の渋滞ですが、雨で、本当に人が少なく良かったです。京都迎賓館は、1994年(平成6年)10月に「国立京都迎賓館」として、その建設が閣議決定され、2005年(平成17年)4月17日に開館した。内閣府のサイトの公式説明によると、京都迎賓館というのは、日本の歴史や文化を象徴する都市である京都において、海外からの賓客を心をこめてお迎えし、日本への理解と友好を深めていただくことを目的に建設されました。
迎賓館までの道すがら色づいた木々が鮮やかでした。落ちた紅葉の葉も色々な形があり、拾って押し葉にしています。
セキュリティ検査、職員からの説明、カバン預けなどを経て、玄関へ。福井県産のケヤキの木の一枚板から作られた玄関扉。
中へ入り金屏風がお出迎えでした。
日本中からの名産で作成されている建築物は素晴らしいの一言。全体が美術館のようでした。





玄関前で、記念撮影をして、大人の遠足は終了です。よく歩きました。雨は残念でしたが、気温は最適。何事も表裏一体です。この日だけでも、多くの歴史に触れ、多くの事を学びました。遊ぶことと学ぶことを合体させれば、相乗効果でよく覚えます。知的好奇心がよりよく刺激されました。

ご参加してくださった方々、ありがとうございました。

京都日帰り旅行

12月に入ってもまだ、小春日和が続いています。皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか?
12月3日に、受講生の皆さまと、京都日帰り旅行へ出かけてきました。あいにくの雨でしたが、雨に濡れる京都の風景も風情がありました。京都到着してすぐに、南禅寺にあります、「菊水」さんで京懐石料理に舌鼓。





今年の6月に、食と時を味わう別邸としてリニューアルした菊水さんは、本当に立派な設えです。宿泊施設も完備されています。芸子さんや舞妓さんが舞う舞台も設置されていました。なかなか、お一人では敷居が高い料理店に、皆さん大喜びでした。この道中、舞妓さんに遭遇しました。やはり、料理旅館や料亭が多い南禅寺です。
そして、歩いて、無鄰菴へ向かいました。





ガイドさんによる説明付きでした。これぞ!文化大学の旅行です。無鄰菴は、明治時代の新政府で活躍した、山縣有朋の別荘だった地。東山の山並みを借景に取り込み疎水から引き込んだ水は三段の滝を下って大小の池を経て緩やかな流れを作庭。この庭には、ふんだんに水が使われています。この敷地内にある洋館の二階は和洋折衷。1903年、ここに山縣有朋や伊藤博文ら四人が集まり、日露開戦を巡る無鄰菴会議が行われました。

平日ということと雨だったこともあり、いつもの京都よりは、人が混雑してなかったように思います。本当に、紅葉が見事でした。この後、京都迎賓館へと続きます。