2017年3月講座開講!

初春らしい温暖で青空広がる日となりました。3月11日(土)
香川県民文化大学第十期が開講しました。
講師は、作家 五木寛之先生。演題は、【いまを生きる力】。

五木寛之氏
人は、生きている限り悲しいものに出会う。そんな時には、堂々と悲しむことが大事なんですね。そして、次に、過去にあった心温まる、幸せなことを思い出す。回想療法ですね。小さなことでいいんです。ワクワクしたことを何度も思い出して咀嚼する。人は思い出に生きるものなんです。思い出の引き出しを沢山持っている人は、幸せでもあるんですね。そこに、お金があるとか、無いとかはあまり関係なく、それぞれの感受性が大事なんです・・・・と、生きる力とはを、判りやすく日常生活でのあり方をお話してくださいました。大盛況であったことは、言うまでもありません。

ご多忙なところ、前日遅くに、高松入りをして頂きました。お会いした時に、とても美しさを感じました。その後には、自分が熟年になった時に、こんなにも、美しく居れるのかとも考えました。歩まれた足跡が、雰囲気に現れていらっしゃいました。

第10期香川県民文化大学3月講座

皆さん、こんにちは。今日から3月です。柔らかな陽光に目を細め、様々な人を思い出す、ひと足早い春の陽気を感じています。

3月11日(土)いよいよ、第10期の講座が始まります。オープニングを飾ってくれる講師は、二回目のご登壇になります、
作家 五木寛之先生です。

五木寛之

『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。1968年刊行の第一エッセイ集『風に吹かれて』は約460万部に達するロングセラー。1981年に休筆して龍谷大学で仏教史を学び、1985年より執筆活動を再開。その後、ベストセラー小説を幾度となく執筆されます。ご活躍は、ご存じの通りです。『親鸞』は、四国新聞で連載されていました。

~タイムスケジュール~
12:00  レクザム大ホール開場

12:35  オープニングタイム 国分寺太鼓
13:00  一井 眞比古学長による開講の挨拶
13:30  五木寛之先生による講演会
15:00  終了予定

*本の販売およびサイン会はありません。

皆様のご参加をお待ちしております。

8月講演追加のお知らせ

2月に入り、梅の花の白さが美しく目に入ってきています。
そんな季節ですね。暖かな兆しももうすぐです。

今年、香川県民文化大学では、10周年を迎えます。その記念として、通常は夏休みにあたります8月に、8月講座を今年度のみ、開催することが決定致しました。8月1日(火曜日)
講師は、日本相撲協会から、元関脇 寺尾 現在の錣山(しころやま)親方を招いております。
元関取寺尾氏
以前に来て頂いた、舞の海以来の力士講師です。伝統の長い相撲界でのどんなお話が聞けるのか、楽しみです。今年は、全9回講座で、追加料金はなしです。皆さんのご参加をお待ちしております。

もう、随分と前の話になりますが、舞の海氏が来て頂いたご縁で、大阪春場所の枡席チケットを取って頂きました。岡山市民文化大学の受講生と合同で、おでかけをしました。初めて見る、相撲に、とても感動の一日だったことを、忘れません。14時くらいのお席の様子から、18時まで、段々と人が埋まってきました。大使館の関係者や着物のご婦人に会社帰りのビジネスマンなど、多種多様な様子に飽きることがありませんでした。

畳一畳弱に大人4人が、ひしめき合って座りました。幕の内弁当を食べながらは、大相撲観戦ならではの醍醐味を味わいました。そして、力士の大きな身体にはびっくり!した記憶があります。テレビでは伝わらない熱気に迫力、座布団投げと、近くで観れて、大興奮で観戦しました。良き思い出です。

勉強会

寒い日々が続いています。10℃を下がると、空気が冷たく感じます。お変わりありませんか?

2月11日 建国記念の日に、宇多津町で、作家 落合恵子さんの講演会がありました。
いつもは、主催者なので、たまには、観衆となり聞いてみたいと思い、勉強会を兼て行ってみました。
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宇多津町は、「若者が集う文化のまちうたづ」を推進しているそうです。恋人の聖地として、海ほたるや聖通寺山山頂があります。毎年、恋短歌を募集していて、全国から応募があります。講演会の前に、今年の授賞式も行われました。
第10回を迎え、6500通ほどの応募があるんだそうです。
中学生から80代の方まで、皆真面目に歌を詠み、その人の人生や生き方がその歌に現れているとのことでした。
私も好きでよく読んだ本があります。「サラダ記念日」。
今年の最優秀賞は、「地下鉄の出口で恋とぶつかった」。
どれも、甘い恋の歌でした。究極の恋短歌は、挽歌なんだそうです。2年前の受賞作ですが、とても、こみ上げてくるものがありました。
「在りし日の父の背中を流すように母は優しくお墓を洗う」。
受賞作品は、ご覧の通りです。↓
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落合恵子さんの演題は、「ラブレターズ💛2017」。
恋短歌と、2月はバレンタインに因んでの演題だったのかもしれません。登場された時に、毅然とした生き方をしてきたことが全体に現れていました。
「あなたの”今”を生きるのは、あなたである。どんな言葉を使うかによってその人の本質が見える。シンプルな言葉でも人の気持ちをノックすることがある。難しいことを易しく(優しく)、易しい(優しい)ことをもっと、易しく(優しく)伝えてみる」と、冒頭の内容です。
今までに知らなかったものを、幾つか知ることが出来る。それが、講演会へ行き、聞くこと。そして、自分の生活へ少し加えることが出来ればと、感じました。
気づきがあり、たまには、お客様もいいですね。
恋短歌になぞられて、良きバレンタインデーでありますように。

第10期香川県民文化大学講師一覧

皆さん、こんにちは。今朝は、青空が広がり暖かな日となっています。師走になり気分が忙しい毎日。がゆえに、落ち着いて、季節の移り変わりを楽しみたいと思うこの頃です。

2017年の講師陣も決まり、現在2000名の受講生を募集しております。

香川県民文化大学開講10周年を記念致しまして、多彩なる講師陣に、皇室からも特別講師をお招きしております。

講師陣の方々をご紹介いたします。

3月11日 (土)   作家    五木寛之氏

%e4%ba%94%e6%9c%a8%e5%af%9b%e4%b9%8b4月22日 (土)   漢方医学者  丁 宗鐵(てい むねてつ)氏

%e4%b8%81%e5%ae%97%e9%90%b5_%e9%a1%94%e5%86%99%e7%9c%9f_15月6日    (土)   慶應義塾大学教授・元鳥取県知事  片山善博氏

%e5%86%99%e7%9c%9f%ef%bc%a0%e6%85%b6%e5%bf%9c%e5%a4%a7%e5%ad%a6-26月4日 (日)       関西学院大学教授・ニュースキャスター 村尾信尚氏

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7月10日 (月)   皇族宮家特別ご講演予定  *写真掲載は不可

9月2日  (土)   中央大学特任教授・工学博士 武田邦彦氏

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10月14日 (土)     東京藝術大学理事・ニュースキャスター 国谷裕子氏

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11月3日 (金・祝)   比叡山千日回峰行者大阿闍梨    藤波源信氏

top-15生涯学習の場として、多くの方々へ学びと感動を感じ取っていただきたく、講演会を開催しています。県民ホールでの席数上、2000名定員という人数制限があります。先着順にて受付をしております。2017年も皆さまのご参加をお待ちしております。

香川県民文化大学事務局 香川県高松市本町6-19  ☎087-811-7781

11月講座のオープニングタイム

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11月講座の講演前の舞台を華やかに飾ってくれたのは、スタジオトゥルーによる、ダンスショーでした。
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可愛いらしさ溢れる小さなお子さまから、大人まで、総勢60名以上の方が、今日の日のために練習を重ねてくれました。
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JAZZ、ヒップホップ、チアダンス、アクロバットなどのレッスンを展開。「本物を伝えたい、育てたい、追及したい」のコンセプトのもと、ダンスインストラクターの方々も、日々、奮闘されています。
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最終講座は、若さ溢れるステージになりました。大勢で威勢よく!明日への元気を貰いました。

一井学長から、オープニングタイムを是非とも、ご覧くださいと、修了式の時にお声がけがありました。

講演前の30分ほどの時間です。地元で活躍する方々へ大きな舞台に立ち、これからの励みと知名度のアップを図ってもらいたく、オープニングタイムという時間があります。
講演会と共に、お楽しみの時間として、皆様に見て、感動をしていただければと思っています。また、違った世界が広がるはずです。

img_5403そして、今年も舞台を、季節のお花で飾って頂いたのは、屋島にあるお花屋さん、『モン・リジェール』さんでした。

第九期11月講座を終えて

夕暮れが早く、木々の紅葉が鮮やかな季節となりました。

11月27日(日)あいにくの雨の中、香川県民文化大学最終講座が開催されました。

講師は、人類学者、探検家、大学教授でもある関野 吉晴先生でした。
探検家の方は初めてのご登壇だったかもしれません。
一橋大学時代からアマゾンに通い始め、南米アマゾンの魅力に魅了され約20年間、日本と南米の生活を送りました。そこで気づいたことが沢山あり、その一つに日本人と南米人は似ているということ・・・・ (中略)最初の人類はアフリカ大陸で誕生をしている・・・。など、ご自身で体験された話は、真実味と納得させられる感動がありました。

img_5493講演終了後に、本の販売・サイン会がありました。とても、面白く、興味深い講演だったようで、本は全て完売。買えずに残念がる方が大勢いらっしゃいました。

 

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最終講座にて、一井学長による、修了式が執り行われました。冒頭に一井学長より今のご時世と生涯学習の大切さ、今年の講師陣の内容の素晴らしさをお話されました。そして、来期の講演会の期待と楽しみも語られました。%e4%bf%ae%e4%ba%86%e5%bc%8f%ef%bc%91
受講生代表として、服部ご夫婦が修了証書を受け取られました。服部ご夫妻は、第一期から、ほぼ皆勤賞で通われています。2000名の代表として、相応しい受講生でした。%e4%bf%ae%e4%ba%86%e5%bc%8f%ef%bc%92

第九期香川県民文化大学11月講座

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こんにちは、香川県民文化大学事務局です。ブログのメンテナンスで暫くの間、ご無沙汰でした。皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか?

11月も末になり、カレンダーも今年、一枚をめくるのみになりました。月日の早さに驚いています。

11月27日(日)は、香川県民文化大学11月講座 関野吉晴先生をお迎えいたします。探検家でもあり、人類学者である関野先生のご紹介をさせていただきます。今期最終講座にて、大変興味深いお話が聴けることと思います。皆さまのご参加をお待ちしております。



一橋大学在学中に同大探検部を創設し、1971年アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全域を下る。その後25年間に32回、通算10年間以上にわたって、アマゾン川源流や中央アンデス、パタゴニア、アタカマ高地、ギアナ高地など、南米への旅を重ねる。その間、現地での医療の必要性を感じて、横浜市大医学部に入学。医師(外科)となって、武蔵野赤十字病院、多摩川総合病院などに勤務。その間も南米通いを続けた。1993年からは、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を通ってアメリカ大陸にまで拡散していった約53千キロの行程を、自らの脚力と腕力だけをたよりに遡行する旅「グレートジャーニー」を始める。南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発して以来、足かけ10年の歳月をかけて、2002210日タンザニア・ラエトリにゴールした。2004年7月からは「新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々」をスタート。シベリアを経由して稚内までの「北方ルート」、ヒマラヤからインドシナを経由して朝鮮半島から対馬までの「南方ルート」を終え、インドネシア・スラウェシ島から石垣島まで手作りの丸木舟による4700キロの航海「海のルート」は2011613日にゴールした。1999年 植村直己冒険賞(兵庫県日高町主催)受賞

~タイムスケジュール~

12:00  レグザム大ホール開場

12:30  オープニングタイム スタジオトゥルーによるダンスショー

13:00  一井学長による修了式

13:30  関野吉晴先生による講演会

15:00  本の販売およびサイン会を予定

☆全8回のうち6回以上出席の方へは、修了証を発行いたします。希望者は、¥350をお支払いの上お申込みください。ご自宅まで郵送致します。

☆会場にて来期2017年の受講生を募集・受付をしております。