2018年の最終講演を終えて

皆さん、こんにちは。朝夕と、随分と冷え込むようになりました。今日は暦の上では、小雪。香川県下の紅葉も見ごろでしょうか。
これは、高松空港近くの銀杏です。綺麗な黄色とブルースカイ。秋の風物詩です。

11月講座であります、11月20日(火)、歴史学者の磯田道史先生がお越しになられました。晩秋にしては、暖かな小春日和となった最終講座。
磯田先生は、岡山県出身。近い県ということで、親近感がわきます。NHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」も手掛けられ、冒頭はそのお話になりました。そして、江戸時代末期から、明治維新にかけて、香川県の歴史を中心に講演されました。とても解りやすく、そして、ここでしか聴けない逸話、古文書のお話など、非常に興味深い展開となりました。
90分では時間が足りませんでした。また、お越しいただければと思います。

そして、最終講座にて、一井学長から、第11期の閉講の挨拶と、受講生への修了証書授与式が行われました。

一井学長から、今年の世界情勢と、日本で起こった様々な出来事、そして、講師一人、一人を振り返っての謝辞を述べられました。

西讃方面から、ご夫婦で受講され、オール出席でした。

今年最後のオープニングタイムは、コントラバス四重奏。『コントラバスターズ』広島県から、来て頂きました。コントラバスの演奏は、初出演です。♪スタンドバイミー♬や♪見上げてごらん夜の星を🎶など、5曲は馴染みのある選曲でした。低いメロディーでも、四重奏になれば心の琴線に触れてきました。最終講座に相応しい、素晴らしい演奏を奏でてくださいました。


2018年11月講座

皆さん、こんにちは。お元気にお過ごしでしょうか?茶室では立冬とともに、炉開きになります。冬支度が始まる季節ですが、小春日和が続いています。今年は暖冬になればと思うこの頃です。
さて、11月20日(火曜日)いよいよ、最終講座を迎えることとなりました。
講師は、歴史学者 磯田道史(いそだみちふみ)先生です。
茨城大学助教授、静岡文化芸術大学教授などを経て、現在は国際日本文化研究センター准教授。2010年映画化の『武士の家計簿』や『天災から日本史を読みなおす』など、著書も多数出版されています。文化的名誉ある賞も数多く受賞。メディアにもよくご登場されています。岡山県出身。様々な歴史逸話が聴けることと思います。どうぞ、お楽しみください。

~タイムスケジュール~*通常よりタイムスケジュールが変わります
12:00  レクザム大ホール(香川県民ホール)開場
12:35  オープニングタイム コントラバス四重奏
13:00  一井学長による閉講の挨拶と修了証書授与式
13:30  磯田道史先生による講演会
15:00  終了予定(本の販売はありますが、サイン会はありません)

〇2019年度の全講師を発表。来期の受講募集を会場にて募ります。会場にて、お申込みにお支払いができます。
〇修了証書の発行希望者(6回以上出席のこと)は、¥350-にて受付ております。自宅まで、来年のスケジュール帳を入れて郵送します。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。

原田マハさんトークショー

「文化の日」の続きのブログです。香川大学を後にして、うどんの昼食。商店街の中にも沢山のうどん屋さんが出来ました。
午後からは、高松市美術館1階講堂で、原田マハトークショーが開催されました。高松市美術館30周年記念講演会。人気の新進作家。美術史実に基づいて小説を書く稀に見る作家さん。先着170名限定の応募は、受付開始から3時間で満席になったんだそうです。

14時開演で、マハさん登場で歓声が上がりました。9割女性の観衆でした。
冒頭では、「この30年間は皆さんにとって、どんな年月だったのでしょうか?赤ちゃんだった人はアラサーに。はたちだった学生さんは、50歳になっています。この秋の良き日に、この高松市美術館の素敵な場所に、ココで居れるということは、とても素敵な幸せな30年間を過ごしてきた人たちが今ここにいらっしゃるんだな、と思っています」と挨拶されました。

アートは、ご自分で感じれば、それがアートなんです、と。1980年代の近代美術を中心に30年の社会での変化を振り返りながら約100分講演されました。おうどんが大好きで、この日は竹清(ちくせい)に向かわれたとか。気さくなトークで、とても面白かったです。講演会を聴き、自分史を振り返りながら、小さな事では、嫌いな食べ物が好物になったり、観るテレビ番組や余暇の過ごし方が変化したり・・・。成長と共に好みも変化するんだと実感。走馬灯のように学生時代が蘇りました。皆さんにとっての30年の歩みはいかがだったでしょうか?変化の中で、不変的なもの、一つの事をやり続けるものを持っていれば素敵な人生になるはずです。

昨日は、暦の上では、立冬。暖かな日でした。秋もいよいよ晩秋です。

2018年10月講座を終えて

汗ばむくらいの気温の中、10月13日は見事な秋晴れ。香川県民文化大学10月講座の講師は、未来ロボット技術研究センター所長 古田貴之先生でした。未来ロボットにこれからの社会、そして生きる上で必要なことを、熱血授業ごとく、情熱溢れる講演会をしてくださいました。

後悔しない人生を送ってほしい、夢を実現しなければ幻想で終わる、立場は自分で創る、ピンチとチャンスは紙一重である、自分を変える!と、人は何歳になっても、リセットでき、前向きになれることを伝えられました。質疑応答もあり、全力でお答えされました。皆さまの気持ちと脳には、ユニークな風が入った事と思います。


10月講座のオープニングタイムは、シンガーソングライター『勝詩』(かつし)。香川県下でもライブ活動をされています。小豆島出身で、CDも発売。オリジナル曲を始め、カバーも歌われました。「瀬戸の花嫁」のアレンジ曲は、軽快なリズム♪♪♪こちらも、熱唱という言葉がピッタリな迫力のある歌声を響かせてくださいました。




2018年10月講座

皆さん、こんにちは。10月に入り、明日からまたまたの秋の三連休です。子どもの頃は、体育の日の祝日が、10月10日でした。今は、土日と合わせ3連休になる月曜日が、体育の日。県や市の運動施設は、無料になる箇所もあるようです。運動にも最適な季節です。健康第一! いい汗を流したいと思う秋です。

あっという間に、10月講座の到来です。10月13日(土)10月講座が開催されます。講師は、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長 古田貴之(たかゆき)先生です。

1968年、東京都生まれ。青山学院大学理工学部助手。2000年、博士(工学)取得。同年、科学技術振興機構にてロボット開発グループリーダーとして、ヒューマノイドロボットの開発に従事。2003年より、現職。先端ロボット技術によるユニバーサル未来社会の実現を提案し、政府の重点施策として推進されています。
将来、ロボットAIが、現在ある職種の大半を担うことが出来るようになると言われています。これからの未来の話に耳を傾け、新しい風をお聴きください。

~タイムスケジュール~
12:00  レクザム大ホール(香川県民ホール)開場
12:55  オープニングタイム 小豆島出身シンガーソングライター勝詩
13:30  古田貴之先生による講演会
15:00  終了予定(本の販売はありません)

〇2019年度の決定講師を発表。来期の受講募集を会場にて募ります。会場にて、お申込みにお支払いができます。
〇修了証書の発行希望者(6回以上出席のこと)は、¥350-にて受付ております。自宅まで、来年のスケジュール帳を入れて郵送します。

皆様のご参加をお待ち申し上げます。

姉妹校の9月講座へ

朝夕と風が秋の気温です。秋分の日の三連休は、楽しめましたか?昨晩の中秋の名月はあまり見れなかったようです。今日は、満月です。三連休の初日、土曜日は、岡山市民文化大学の9月講座でした。講師は、茶道家元、千 玄室先生。御年95歳です。全く、人生の晩年とは思えぬ元気っぷりでした。かくしゃくとして、背筋が伸び、聴きやすい言葉で、着席せずに90分を講演してくださいました。岡山市民文化大学は、28年の歴史がありますが、最高年齢の講師だったと思います。

講演を聴いた、受講生の方々も感嘆深く、感動されていました。滅多に聴くことの出来ない先生です。幸せな時間でした。

2018年9月講座を終えて

皆さん、こんにちは。また暑さのぶり返しで、夏のような暑さです。秋の風が恋しいこの頃です。
曇り空の雨が降りそうな気候でした、9月15日(土) 、9月講座が開催されました。講師は、弁護士 菊地幸夫先生。
【身近な法律問題】として、日常に起こりそうな、詐欺問題などについて、講演してくださいました。
笑いを交えながら、解りやすい解説でした。
欲しい物を買うのではなく、必要なものを買うこと。人生を失敗しないためにも、お金では買えない、大切なものを持って生きてください。そんな風に歩まれた方は、弁護士事務所は必要ないのでは、ないでしょうか・・・どうぞ、そんな幸せな道を歩んでくださいと、締めくくられました。


オープニングタイムは、珍しく邦楽。讃岐相撲甚句の皆さん。講師は、竹川いつ子先生指導のもと、会員さんは、高松市内から、小豆島まで10名ほどご登壇頂き、自慢の歌声をご披露してくださいました。両国で開催される、相撲甚句全国大会にも毎年出演されているつわものです。

舞台のお花は、モンリジェールさんからです。



~相撲甚句とは~
江戸末期より国技大相撲とならんで受け継がれる伝統文化の一つです。独特な節回しで唄いあげていきます。相撲に限らず、冠婚葬祭の、どの場面でも唄になり、お披露目出来るようです。

2018年9月講座

こんにちは! カレンダーが9月に突入です。台風に地震と、気温の上昇と冬の寒さ、自然災害が多い、平成最後の年となっています。災害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。
朝の来ない夜はない、と言われている通り、陰があれば、陽があります。今は困難の中にいても、未来には、人生は楽しいものだと、感じながら生きたいものです。また、そうであると願っております。

第11期 香川県民文化大学9月講座が、9月15日(土)に開催されます。暗いニュースから、明るい先生のお話を楽しみにおいでください。講師は、弁護士であります、菊地幸夫先生です。紹介をすることもなく、メディアでもお馴染みになっています。趣味の一つとして、各地のトライアスロン大会にも出場されている熱血先生でもあります。

~タイムスケジュール~
12:00  レクザム大ホール(香川県民ホール)開場
12:55  オープニングタイム 讃岐相撲甚句会
13:30  菊地幸夫先生による講演会
15:00  終了予定(本の販売はありません)

〇2019年度の決定講師を発表。来期の受講募集を会場にて募ります。会場にて、お申込みにお支払いができます。
〇修了証書の発行希望者(6回以上出席のこと)は、¥350-にて受付ております。自宅まで、来年のスケジュール帳を入れて郵送します。

皆様のご参加をお待ち申し上げます。

7月の岡山講演会へ

こんにちは!猛暑が続いています。今日は、大暑だそうです。まだまだ、記録更新しそうな気温です。お気をつけください。
さて、7月21日は、姉妹校である、岡山市民文化大学の7月講座でした。講師は、翻訳家であります、戸田奈津子先生でした。個人的にも、とても楽しみにして参りました。今、話題のトムクルーズの映画の裏話に、トムクルーズとの関係性、英語を学ぶということ、印象に残った映画に仕事のハードさ、そして、日本語の大切さなどを語って頂きました。本当に、あっという間に90分が立ちました。先生の印象は、ハツラツと、とてもお若い!そして、素敵な笑顔はテレビで映る時のままの方でした。

帰りは、岡山県立美術館へ立ち寄ってみました。ポーラ美術館コレクション(神奈川県足柄下郡箱根町)の中から、モネ、ルノワール、ピカソなどの名画が来館。目玉は、ピエール・オーギュスト・ルノワール≪レースの帽子の少女≫1891年。柔らかな絵画は、少し遠目から観ると良い具合です。この日の心情的には、ピカソのよく判らない、ビビッドカラーの絵、数点が印象に残りました。8月26日まで開催しています。光が沢山降り注ぐ、明るい美術館になっています。

2018年7月講座を終えて

皆さん、こんにちは! 7月の三連休が終わりました。あまりにも暑すぎて、外出もひかえてしまいます。そんな、猛暑予報の出た7月14日(土) 7月講座が開かれました。講師は、華道家 池坊専好先生。【いけること いかすこと】テーマに、華道について、そして、いけること、いかすことを通じて人生において、生き方についてを講演してくださいました。本の販売とサイン会もありました。とても、物腰が柔らかで、様々な場面で、お人柄が現れていました。今時の言葉でいうと、女子力高い!上品な先生でした。優しい心根で、伝統文化を大切にして欲しいと、締めくくられました。
お目にかかれて光栄でした。




オープニングタイムは、夏らしく、情熱のフラメンコ!『イスパニアフラメンコスタジオ』(高松市瓦町)から、10名のご出演。女性シンガーの迫力ある声、哀愁漂うギター、華麗に舞う踊りの三位一体になり、素晴らしいステージになりました。商店街の中にあります、スペインバル店でも、月に一度踊っていらっしゃいます。

昨年のブログでも紹介をしました。高松市番町にあります、徳成寺さんでのイベントで出会い、お声がけをして、今回のステージが実現しました。お寺からの”ご縁”の大切さを噛みしめました。素敵なステージをありがとうございました。