10月23日の旅行の続きです。大歩危駅から、観光列車『四国まんなか千年ものがたり』に乗車しました。山間の駅に、三両編成で色鮮やかに停車していました。
「わーぁ」と、声が上がりました。内装も素敵に仕上げています。囲炉裏をイメージして作った、ランプ。奥行きをもたせるために、天井は鏡張り。徳島県産のヒノキを使用した家具。席は専属の女性アテンダントが案内してくれました。通過するたびに、観光スポットの車内放送もあり、風光明媚な景色を堪能できます。
少し遅めの昼食は、和食で、阿波池田の日本料理店「藤本」から特製三段重「遊山弁当」。ぎっしりと色とりどりに詰め込まれていました。デザートのお菓子も徳島県にある菓子銘菓で、どれも、地元産にこだわっています。
同席の皆さまと、談笑しながら食し、美味しいお昼となりました。窓からの景色が美しく変わっていくのですから、美味しさが一層増しますよね~🍴
2017年4月1日より運行。大歩危~多度津間を走行。週末だけの運行となるため、今回は貸し切り列車として乗車しました。
コンセプトは「おとなの遊山」。昔、徳島の子ども達は、桃の節句などに弁当を持って野山に行く「遊山」と呼ばれる風習がありました。その遊山を気軽に楽しめる観光列車として現代風にアレンジしたものが、この列車です。
要所駅では、停車をして、外へも出れます。
地元の方々が、歓迎をしてお出迎え。また違ったところでは、団体で手を振ってくださったり、なんだか、ジーンときたのでした。そして、秘境の駅「坪尻駅」にも降り立ちました。車でも行けない場所です。空気が、シーンと澄み、何がある訳でもありませんが、感銘を受けました。
新しく建て替えられた、琴平駅では、専用ラウンジで、ミルク金時アイスのサービスがありました。
到着まで、もう少しです。最後に、皆で、団体写真をパシャリ!📷
車内で各席に置かれていました、紙です。善通寺住職が書かれています。
「笑顔に反抗するものなし笑顔一番若返りの秘訣はまず笑顔から」
誰もが、笑顔になれる列車旅。あっという間の一日。今回の旅は、身近な所で、贅沢感、幸福感、充実感満載なのでした。
感謝♡
秋の旅行
すっかり、肌寒く夕暮れ時が早くなりました。
台風21号が四国を過ぎ去った、翌日、10月23日(月)に受講生の皆さんと、大歩危から発車をしています、「四国まんなか千年ものがたり」列車旅に出かけてきました。
列車乗車の前に、祖谷のかずら橋へ観光してきました。
台風の影響で、吉野川の水量が増していました。それでも、好奇心旺盛な方々は、橋を渡りぬけていました。祖谷の名物?でしょうか、鮎の塩焼きに舌鼓をして、「美味しい!」と、観光を楽しまれていました。
山間の小さな集落を久しぶりにみて、マイナスイオンに浸りました。空気が冷たく、ピーンとしています。
ここから、バスで、大歩危駅まで移動。いよいよ、待ちに待った、豪華観光列車に乗車です。続きは、またブログにてご報告します。
秋の芸術祭
こんにちは。銀杏の葉が黄色く色づき、肌寒くなってきました。皆さま、お元気にお過ごしでしょうか。ブログの記事が前後しますが、10月の三連休は、残暑の気温に晴天続きでした。高松市内では、様々な催しが開催されていました。受講生の方から、
『日本いけばな芸術四国展』のチケットを頂き、サンポート、栗林公園、玉藻公園の三か所の展示会場を見て廻りました。来年の講師でもあります、池坊専好先生、自らが生けたお花もありました。
目で見て華やぎました。様々な流派が合同で展示。チケットを頂いた方は、もう40年近く続けているそうです。「日々多忙で煩雑でも、花を生けている時は心落ち着く時間」とのこと。自分のいい時間を持っていれば、心豊かに過ごせそうです。
玉藻公園は一年ぶりに訪れました。大正浪漫漂う、披雲閣の中で、暑い日だったので、涼しそうなお花を撮影しました。
体育の日は、沼津水族館館長・石垣幸二先生と訪れた以来の屋島山頂へ。展望台からの眺めは、瀬戸内海がいつ見ても美しい。源平合戦の地は、初期の頃の講師であります、琵琶奏者、上原まりさんを思い出しました。
10月8日は、高松市美術館・鏑木清方展では、和装プレミアムデー。和装で入場料が無料になります。たまに、こういった催しがあるそうです。洋服に比べると、着るのが大変ですが、雰囲気が変わりいいですね。受講生の方々にもお会いしました。
雨よりは、お天気に恵まれると足元も軽やかになります♪ 良き気候の時季に、健康でお出かけが出来ること、美味しいものを美味しいと感じられる味覚、お誘いを頂けること、など、など・・・日常の中の、ささやかながらも悦び、充実した時間。お出かけには、まだ、まだ最適な季節です。どうぞ、今年の秋の良き思い出作りを。
2017年10月講座を終えて
秋深まる中、10月14日(土) 第十期 香川県民文化大学10月講座が開催され、無事修了致しました。講師は、国谷裕子先生でした。
ニュースキャスターという仕事の中で、多くの著名人にインタビューをされ、特に印象深かった方々に焦点を当て、お話をしてくださいました。沢山の事柄を取り上げられたので、要約をしてここへ書くのは、大変難しいです。受講生の方からは、「とても勉強になりました」、「さすがの方ですね」、という声が寄せられました。
最後に、自分自身の使命を、言葉の力を信じて、これからも伝えていきたいと、締めくくられました。
オープニングタイムは、数年ぶりに、阿波踊り同好会『さぬきDEござる』の9名の皆さん。今回は、阿波踊りの名手である、四宮生重郎先生も徳島から駆け付けてくださいました。御年90歳。名刺代わりに、ご自身の言葉で書いた色紙を送ってくださいます。以前は、「笑顔で勝負」というものを頂きました。今回は、長くなっていました。大事にしたいと思います。
受講生の皆さんも巻き込んで。踊る阿呆うに見る阿呆う♪と、楽しいひと時になりました。
三枚目の写真の中で帽子を被った方が、四宮先生です。ありがとうございました。
2017年10月講座
金木犀の甘い薫りが秋を告げています。花言葉は「謙虚」「気高い人」。花は小さいけれど、匂いでしっかりと自己主張をしています。
栗、サツマイモ、柿に梨。秋刀魚と食物も美味しい時季です。月を眺めての音楽鑑賞に読書、散歩にと良い季節ですね。
10月14日(土)第十期 香川県民文化大学10月講座が開催されます。
講師は、国谷裕子(くにやひろこ)先生です。
大阪府生まれ。アメリカはブラウン大学を卒業。1981年、NHK「7時のニュース」英語放送の翻訳、アナウンスを担当。1993年から2016年3月まで、NHK「クローズアップ現代」のニュースキャスターを担当。
放送ウーマン賞、菊池寛賞、ギャラクシー賞などを受賞。
今期の講演会の中では、数少ない、女性講師のお一人です。キャリアを積み、現代を生きる、働く女性である国谷氏から、どんな話が聴けるのかどうぞお楽しみに。
~タイムスケジュール~
12:00 レクザム大ホール開場
12:55 オープニングタイム 阿波踊り同好会「さぬきDEござる」
13:30 国谷裕子先生による講演会
15:00 終了予定(本の販売はありません)
2018年度の決定講師を発表。来期の受講募集を会場にて募ります。会場にて、お申込みにお支払いができます。
修了証書の発行希望者(7回以上出席のこと)は、¥350-にて受付ております。自宅まで、来年のスケジュール帳を入れて郵送します。
皆様のご参加を心より、お待ち申し上げます。
9月の福山文化大学へ
風が随分と涼しくなりました。もうすぐ、金木犀の甘い香りが漂い始めます。
9月23日(土)秋分の日に、姉妹校であります、福山文化大学へ行ってきました。電車に揺られて約二時間で到着。今年初訪問。駅に降り立てば、斬新に感じる看板が目に入りました。
福山は、薔薇の街🌹
そこから、バスで10分くらいで到着です。会場名も「リーデンローズ」。中も薔薇をあしらったコーディネートをしています。
講師は、作家でもあり、東京大学名誉教授でもあります、養老孟司先生。
『バカの壁』『養老訓』など多数執筆。医学博士でもあります。以前に、香川県にも来ていただきました。今日のテーマは、
【老いては脳にしたがえ】。高齢化社会の日本において、興味深い演題でした。
今年5月大相撲春場所、東京へご一緒した、お客様から、こんな可愛らしい贈り物が。福山市松永町という所は、かつては、下駄作りの街として、栄えたんだそうです。今では、あまり履かなくなり、作る工場も衰退したそうです。昔の名残を残した貯金箱。旅行と下駄にちなみ、お金を貯めて、旅行へ出かけよう!!と思いました。そのお気持ちに感謝でした。
秋の高校生大茶会
9月の三連休に大型の台風が到来。自然の力は凄まじいと感じました。この前の講演で、武田先生が水害を視察に行くおじいさんの話を思い出しながら、被害がありませんように。
翌日の18日は、一転して青空秋の空が広がりました。
栗林公園へ朝から出かけてみました。雨で森林が洗われたのか、一層に緑が映えていました。目的は、秋の大茶会のお茶を一服。17日は台風でキャンセルになり、18日は大手前高校・中学の皆さんのお点前でした。
お菓子は、ふくろやさんのもので、竹取を彩っていました。皆さん浴衣に足袋を履かれてお出迎え。初々しさのあるお茶会は、お茶もお菓子も本当に、美味しい。茶道や華道、書道を習う若者は減っているのかもしれませんが、伝統文化はやはり、伝承文化で、いいものです。背筋が伸び、人を謙虚にしてくれる気がしました。
午前中にしか咲かない蓮の花を見れました。見れる機会はなかなかありません。亀も泳いでいました。美味しいお茶に、心地良い風が吹き、今の時季の花を愛でて、穏やかな時間を過ごすことができました。
栗林公園はミシュランガイドで「旅する価値がある場所」に認定されています、☆☆☆。季節によって、映る景色が変化し飽きることがありません。
鏑木清方展
すっかり、秋の気候となり、夜は静かに秋の虫の声が聞こえてきます。季節が移り変わりゆく瞬間です。
9月9日から、高松市美術館では、『鏑木清方展』が始まりました。日本三大美人画家の一人で、没後45年。四国では、初の展覧会です。この方を知ったのは、昨年に行きました東京旅行で、雅叙園に立ち寄ったのがきっかけです。「清方の間」という部屋があり、着物を着た女性たちが描かれ、上村松園に似た画風で、ほっそりとした美人画。9月9日の開催日を記念して、講演会があり参加してみました。『清方の生涯とその作品』講師は、美術評論家・島田康寛氏。奈良県からお越しでした。絵画についての講演会は、判り易く、知らないことを色々と知る事が出来ました。伊藤深水は、清方の弟子で、晩年には、清方の絵の模倣画を描かせていたとか。樋口一葉の有名な「たけくらべ」の挿絵は、清方が描いたものだそうです。普段の生活に馴染んだ上村松園は、はんなり京女を多く描き、鏑木清方は、江戸の粋な女性を多く描いたということでした。
秋の良き季節に、美術鑑賞も、いい時間の過ごし方だと感じます。
~鏑木清方について~
明治から昭和にわたって活躍し、美人画に独自の画境を切り拓いた近代日本画を代表する画家として広く知られています。13歳のとき日本画家の水野年方に入門し、挿絵画家としてその画業をスタートし成功を収めます。その後、本画制作に向かい、文壇などの展覧会において評価を得、画壇の中心画家として活躍しました。また、昭和初期からはあらたに肖像画の分野にも取り組み、人物の内面までもを画面に写し出した作品を残しました。
高松市美術館にて 10月15日(日)まで。9:30~19:00。
月曜日休館 入場料¥1000-
9月講演会のお花
9月2日(土)講演会時の舞台のお花です。パンパスススキ、小さな黄色の蘭の花は、オンシジューム(花言葉、可憐・一緒に踊って!)、白い大きな花は、ピラミッドあじさい(花言葉、しとやかな恋人)、真ん中にある黄色の花は、マリーゴールド(花言葉、健康)。
屋島にあるお花屋さん「モン・リジェール」装飾。少し秋色の花に。
今夏は猛暑であった分、秋の季節がいつも以上に心地良く感じると思います。この暑さで外出を控えていらっしゃった方も多いことでしょう。気候の良い季節に、外の空気を吸って、日々の生活、何でもない日常を楽しみたいと思います。
追伸 ~事務局の場所が引っ越しをしました~
旧社は、老朽化にともない、9月1日より下記の場所へ移転しております。大川バス高松支社の西側二軒となりのビルの二階です。尚、電話番号、FAX番号に変更はありません。
〠760-0033高松市丸の内4-9丸の内ビル二階(真向いは、横井胃腸内科クリニックさんとなっております)
2017年9月講座を終えて
9月2日(土) 9月講座の講演会が開催されました。朝、夕、涼しい風が吹き始めました。そんな秋めいた空気を感じた秋晴れの一日となりました。
講師は、武田邦彦先生。会場内は、よく笑いで包まれました。演題は、『これからの日本社会と新しい男女の関係』。演題のほかにも様々な分野について、お話されました。先生が書かれた本の中にこんな一節がありました。
「結婚のカタチはどうでもいいのです。別の人間と暮らすということが大事なんですね。なぜなら夫婦生活では、自分の正しさと相手の正しさが、常にぶつかるのですから。喧嘩しなさいと言っているわけではありません。別の「正しさ」があることを知る絶好の機会だと申し上げているのです。結婚生活は、相手の考えを自分の中に取り込むチャンスなのです。それができれば、単純計算で、あなたの人生は2倍になります。」
講演終了後に、著書『武田教授の眠れない講義』の販売とサイン会がありました。
講演前のオープニングタイムは、三木ハーモニカクラブの10名。先生は20年以上講師を務められ、皆さん、長年、ハーモニカを愛している方々。素晴らしい演奏を奏でてくださいました。
趣味のある人生は、豊であることを証明してくれました♪