勉強会

寒い日々が続いています。10℃を下がると、空気が冷たく感じます。お変わりありませんか?

2月11日 建国記念の日に、宇多津町で、作家 落合恵子さんの講演会がありました。
いつもは、主催者なので、たまには、観衆となり聞いてみたいと思い、勉強会を兼て行ってみました。
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宇多津町は、「若者が集う文化のまちうたづ」を推進しているそうです。恋人の聖地として、海ほたるや聖通寺山山頂があります。毎年、恋短歌を募集していて、全国から応募があります。講演会の前に、今年の授賞式も行われました。
第10回を迎え、6500通ほどの応募があるんだそうです。
中学生から80代の方まで、皆真面目に歌を詠み、その人の人生や生き方がその歌に現れているとのことでした。
私も好きでよく読んだ本があります。「サラダ記念日」。
今年の最優秀賞は、「地下鉄の出口で恋とぶつかった」。
どれも、甘い恋の歌でした。究極の恋短歌は、挽歌なんだそうです。2年前の受賞作ですが、とても、こみ上げてくるものがありました。
「在りし日の父の背中を流すように母は優しくお墓を洗う」。
受賞作品は、ご覧の通りです。↓
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落合恵子さんの演題は、「ラブレターズ💛2017」。
恋短歌と、2月はバレンタインに因んでの演題だったのかもしれません。登場された時に、毅然とした生き方をしてきたことが全体に現れていました。
「あなたの”今”を生きるのは、あなたである。どんな言葉を使うかによってその人の本質が見える。シンプルな言葉でも人の気持ちをノックすることがある。難しいことを易しく(優しく)、易しい(優しい)ことをもっと、易しく(優しく)伝えてみる」と、冒頭の内容です。
今までに知らなかったものを、幾つか知ることが出来る。それが、講演会へ行き、聞くこと。そして、自分の生活へ少し加えることが出来ればと、感じました。
気づきがあり、たまには、お客様もいいですね。
恋短歌になぞられて、良きバレンタインデーでありますように。