10月8日(木)、過酷な荒行として知られる千日回峰行を成し遂げた天台宗の大阿闍梨、藤波源信先生をお迎えして講座を開催しました。
実は975日しか歩かないという“千日行”。それは歩ききった達成感、自己満足のためではなく、人間形成のための仏道修行だから。後は一生かけて行を続けるそうです。僧侶だけでなく一般の方も、自分のなすべき事を考えながら生きることが大切だと説かれました。
6月からの再開以来、客席の50%までという入場人数制限の中で行なってきたコロナ禍の市民文化大学ですが、今回より一旦解除されました(11月開催分まで。12月開催分については今後の状況により検討)。入場制限を考慮して来場を控えてくださっていた方も、お気兼ねなくお越しいただけます。
ただし、入場人数の制限は解除されたとはいえ、新型コロナ問題が終息したわけではありません。次回は10月25日(日)、エッセイストの安藤和津先生をお迎えしての開催です。必ずマスク着用でご来場いただくほか、体調不良の方などは引き続き自粛をお願いします。