第1期 愛媛県民文化大学 修了

11月11日の最終講座には作家、五木寛之先生をお迎えしました。テーマは『いまを生きる力』でした。また、第1期の全講座が修了しましたことをご報告致します。各方面のご協力の下無事終了致しました。受講生の皆様方には、一年を通しご来場頂きありがとうございました。

日本人は喜びにつけ悲しみにつけ、川柳と俳句とか短歌に託して自分の心情をのべることがある。それをのべる事によって歌う事によって、そこで解消されるものが確かにある。自分の置かれている状況が悲惨だと、嘆き悲しむだけでなく、ある距離を置いて、ちょっとユーモラスに受け取るとか、美的に転化する事で難関を乗り切るのではないか。俳句とか川柳を作るのは文芸的でだけでなく、日常生活の中でハードルを現実的に乗り切る力になるのでは、などお話下さいました。

松本啓治学長から今期の閉校式の祝辞の言葉を頂きました。

本来なら前座である演奏や踊り、舞踊など様々催しで楽しんで頂く時間でしたが、コロナウイルス感染防止の為、オープニングタイムの開催が困難でしたが、全国的に感染防止が緩和され、最終講座で演奏していただきました『デュオ・ル・レーヴ』のピアノ、ヴァイオリンのお二人でした。楽しんで頂いたのであれば幸いです。

舞台を飾るお花は来場者3名様に抽選でプレゼントしています