第2期・9月講座にご登壇頂いたのは、関西学院大学教授、経済学者の村尾信尚氏でした。演題テーマは『私のチャレンジ〜動かずにはいられない〜』。社会の動きを必死になって追うと永遠に社会に追い使いないまま、一生は終わるのではないかと。若い人には必死になって社会を追うより、良い会社・学校が有利で選んでいくより、まず自分が何がやりたいかを見つけるのが一番先だと言ってます。
大蔵省（現財務省）役人生活での、三重県庁へ出向時に起きた、11億6千万円のカラ出張問題解決。強烈に思ったのが密室の中でやってると必ず不正が起きると、透明ガラス張りにしないと駄目だと思った。
『ニュースZERO』のメインキャスター時代。皆さん方が有権者として投票に行ったり、消費者として環境に優しい品物買ったり、そういう皆さん方のひとり一人の行動が社会を変えて行く。それを信じて私はニュースを伝えてきた。市民の心の中にある無力感、無関心。皆さん方の一票、消費行動。これによって世界を変える、的確な情報をできるだけ私の言葉で伝えるというのを信念に、12年間をやってきました。
財政政策、赤字問題など大蔵省、キャスター時代の事を多岐にわたりお話頂きました。
